「あざす」とは?意味や使い方を顔文字を含めてご紹介

「あざす」は、いわゆる若者言葉のひとつで、フランクな日常会話や雑談などで使われています。最近ではSNSやインターネット掲示板で使われることが多く、その場合は、顔文字とセットで用いることもあります。ここでは「あざす」の意味や使い方を顔文字を含めてご紹介します。

目次

  1. 「あざす」の意味
  2. 「あざす」の使い方
  3. 「あざす」の顔文字
  4. 「あざす」の由来・元ネタ
  5. 「あざす」以外のお礼・感謝スラング

「あざす」の意味

あざす」とは、ありがとうございます」を省略した表現で、相手に対して感謝の意を伝えたいときに使います。同じ意味で、「あざっす」「あざます」「ありざす」などと表記されることもあります。

「ありがとうございます」に比べ、「あざす」は、堅苦しい・かしこまったニュアンスが無く、かなりフランクでくだけた表現です。ノリや調子の良さが伝わりやすい反面、後述のように使う相手やシーンには注意する必要があります。

「あざす」の使い方

「あざす」を日常会話で用いる場合は、例えば、仲の良い友達や同僚、家族などある程度の信頼関係が築かれている間柄でのみ使うようにしましょう。初対面の人やビジネスシーンやオフィシャルな場などでは使わないほうが無難です。

インターネット・SNSにおける「あざす」

最近ではtwitterやLINEなどのSNSや、インターネット掲示板などで「あざす」が使われています。ネット上における匿名同士のやり取りでは、肩書や上下関係を意識する必要が少ないので、気楽に「あざす」を使えます。

また、良い意味で「軽いノリ」の表現なので、ネット上のフランクなコミュニケーションとの親和性が高く、テンポの良いやり取りを実現することができます。

「あざす」の顔文字

「あざす」には現在のところ、特定の顔文字は存在しません。そのときの気分やテンション、状況にマッチした顔文字を選び、「あざす」と一緒に用いられています。ここではSNSなどで使われている顔文字の例を紹介します。
 

あざす\(^-^)/

上の顔文字は、両手をバンザイのように挙げながら微笑んでいます。喜びの大きさが伝わってきますね。
 
あざす!!あざす!!(・ω・≡・ω・)

上の顔文字は、左右にお辞儀をしている様子を表しています。たくさんの人に感謝を伝えたい気持ちが伝わってきます。

「あざす」の由来・元ネタ

「あざす」の正確な由来・元ネタについては不明ですが、「あざす」という言葉が世に広まったのは、お笑い芸人コンビ「アンタッチャブル」の山崎弘也(やまざきひろなり)さんの持ちネタ「あざーっす!」の影響だという説があります。

お調子者キャラの山崎弘也さんが、テレビ番組などで無理なお願いや依頼を引き受けてもらった際に「あざーっす!」と叫ぶシーンが話題となり、これを真似する人が若者を中心に増えたため、広まったと言われています。

「あざす」以外のお礼・感謝スラング

あり

あり」は、「ありがとう」の略語です。数ある「ありがとう」関連の略語のなかでも、最も短い表現といえるでしょう。

なお、SNSやインターネット掲示板では、「〇〇あり」のように語尾で用いて、相手の言葉や行動に対する感謝を伝えることがあります。「〇〇」には相手の言動の省略形が入ります。

例えば、「おめあり(おめでとうと言ってくれてありがとう)」や「おつあり(お疲れ様と言ってくれてありがとう)」などのように使います。

サンクス

サンクス」も、同じく「ありがとう」という意味の言葉で、英語の「Thanks」に由来しています。「ありがとう」よりも軽いニュアンスで使われており、ネット上やオンラインゲームなどでは「thx」と略して使われることもあります。

また、インターネット掲示板「2ちゃんねる(現5ちゃんねる)」では、「サンクス」の変化型である「トンクス」や「㌧クス」がよく使われていました。意味は、「サンクス」と同じで、フランクなやり取りで用います。

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