「アッパー系コミュ障」とは?意味や使い方をご紹介

インターネット上で「アッパー系コミュ障」という言葉を聞いたことはありませんか?「アッパー系コミュ障」とは、他人に対して無頓着で、空気を読まずに自分の意見ばかりを主張しがちな人のことを指す言葉です。ここでは「アッパー系コミュ障」の意味や使い方をご紹介します。

目次

  1. 「アッパー系コミュ障」の意味
  2. 「アッパー系コミュ障」の特徴
  3. 「アッパー系コミュ障」の使い方
  4. 「アッパー系コミュ障」の語源
  5. 「アッパー系コミュ障」の対義語「ダウナー系コミュ障」

「アッパー系コミュ障」の意味

アッパー系コミュ障」とは、自分の意見ばかりを主張して、他人の意見を受け入れない傾向のある人のことを言います。

ちなみに、「コミュ障」とは「コミュニケーション障害」の略称です。インターネットユーザーの間では、頻繁にこの略称が用いられています。

コミュ障のタイプ

「コミュ障」は大きく分けて2つのタイプに分かれます。ひとつは上述した「アッパー系コミュ障」。もう一つが他人との会話や自己主張が苦手な「ダウナー系コミュ障」で、こちらは一般的な「コミュ障」のイメージに近いと言えます。

「アッパー系コミュ障」の人は一般的な「コミュ障」のイメージとは異なり、他人との会話や自己主張に関しては問題なく実施できます。このため「コミュ障」という印象が持たれにくく、交友関係が広いケースも多いです。

「アッパー系コミュ障」の特徴

「アッパー系コミュ障」の具体的な特徴を挙げます。ただしあくまで一般的な傾向ですので、全ての「アッパー系コミュ障」の人に当てはまる訳ではありません。

  • 他人に対して無関心・無頓着
  • 自分に自信を持っている
  • 空気を読まずに自己主張を続ける
  • 他人の指摘を受け入れない
  • 自分に優しく他人に厳しい
  • 基本的に自分本位

「アッパー系コミュ障」の使い方

「アッパー系コミュ障」という言葉は、インターネット掲示板やtwitterなどのSNSで使われることが多いです。日常会話で使われるシーンは少ないでしょう。

「アッパー系コミュ障」の人は自分が否定されることを特に嫌う傾向がありますので、よっぽどの信頼関係が無い限り、本人の前で「アッパー系コミュ障」という言葉を使うのは避けたほうがよいでしょう。

(A)

職場にアッパー系コミュ障っぽい人が居て…すっごく疲れるわ。

「アッパー系コミュ障」の語源

アッパー系

アッパー」という言葉は英語の「upper」に由来しています。「upper」は「上のほうの」「高い方の」といった意味を持ちますが、俗語で「興奮剤」という意味でも使われています。

日本においても、興奮をもたらす薬物のことを「アッパー系」と呼んだり、気分が高揚する状態を表す言葉として「アッパー」が用いられたりしています。

コミュ障

コミュ障」とは「コミュニケーション障害」の略です。「コミュニケーション障害」という言葉には、インターネットスラング・俗称として用いられている場合と、医学的な診断名として用いられている場合の2パターンが存在します。

インターネット上で「コミュ障」と書かれている場合は「他人とのコミュニケーションが苦手」といったような性格的な問題の意味で使われることが多いです。

また医学的な診断名として使われる「コミュニケーション障害」には、視覚障害や聴覚障害などといった、身体的障害に起因する意味も含まれています。

「アッパー系コミュ障」の対義語「ダウナー系コミュ障」

「アッパー系コミュ障」の対義語にあたるのが「ダウナー系コミュ障」です。インターネット上で「コミュ障」という表現が使われている場合は、「ダウナー系コミュ障」のことを指している場合がほとんどです。

ちなみに「ダウナー」とは、気分を落ち込ませたり、落ち着かせたりする物事のことを言います。薬物の世界においても、気分を落ち着かせるタイプのものは「ダウナー系」と呼ばれています。

関連するまとめ


人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ