「シリーズ」とは?意味や使い方を分かりやすく解説

「スターウォーズシリーズ」や「日本シリーズ」など、日常的に耳にする「シリーズ」という言葉。でも、この言葉の本来の意味や使い方をしっかり理解していますか?実は「シリーズ」には、映画や書籍だけでなく、スポーツやブランド製品など、さまざまな場面で使われる意外な側面があるんです。

シリーズとは?シリーズの意味

英語の「series」に由来するカタカナ語で、「一連のもの」「一続きのもの」を指します。主に「傾向の似た一連のもの」と「連続して行われる試合」の2つの意味で使用されます。

シリーズの説明

「シリーズ」は、共通のテーマや特徴を持つものが連なっている状態を表す言葉です。例えば、映画や小説では同じ世界観や登場人物が続く作品群を指し、『ハリーポッターシリーズ』や『007シリーズ』が典型例です。ブランド製品では、ナイキの「エア・ジョーダンシリーズ」のように、同じコンセプトで展開される商品ラインにも使われます。また、野球の「日本シリーズ」や「クライマックスシリーズ」のように、連続して行われる重要な試合を指すこともあります。英語の「series」はラテン語の「serere」(つなぐ・整える)が語源で、ものごとを一つにつなぐというイメージから生まれた言葉です。

シリーズという言葉、実は思っていた以上に幅広く使えるんですね!知らなかった使い方もあって勉強になりました。

シリーズの由来・語源

「シリーズ」の語源は英語の「series」に遡り、さらにその起源はラテン語の「serere」(つなぐ、結びつける)にあります。この語源から、「連続するもの」「一連のつながり」という核心的な意味が生まれました。18世紀頃から英語で使われるようになり、日本では明治時代以降、西洋文化の流入とともにカタカナ語として定着しました。特に出版業界や映画産業で「連作」や「続編」を指す言葉として広まり、現在のように多様な分野で使われるようになったのです。

シリーズという言葉、実は深い歴史と面白いエピソードに満ちているんですね!

シリーズの豆知識

面白い豆知識として、野球の「日本シリーズ」は1950年に始まり、当初は「日本ワールドシリーズ」と呼ばれていましたが、後に現在の名称に変更されました。また、文学の世界では、夏目漱石が『吾輩は猫である』を連載した際、当初は短編の予定が好評により「シリーズ化」されたというエピソードもあります。さらに、英語の「series」は単複同形の名詞で、一つのシリーズも複数のシリーズも同じ形で表現されるという特徴があります。

シリーズのエピソード・逸話

スタジオジブリの宮崎駿監督は、『ルパン三世 カリオストロの城』で監督デビュー後、『風の谷のナウシカ』で大きな成功を収めました。しかし、当初は続編を作る予定はなく、むしろ「シリーズもの」を作りたくないという意向を持っていました。ところが、ナウシカの世界観に魅了されたファンからの要望が殺到し、結果的に漫画版の連載という形でシリーズが拡大されました。このエピソードは、作家の意図と読者の期待がせめぎ合う「シリーズ」の面白さを象徴しています。

シリーズの言葉の成り立ち

言語学的に見ると、「シリーズ」は外来語が日本語に取り入れられる際の典型的なパターンを示しています。元の英語「series」が持つ多義性(連続、一連、級数、直列など)のうち、日本語では主に「連続した作品群」という意味に特化して使われる傾向があります。これは外来語が受容される際、原語の意味の一部だけが採用される「意味の狭め」の好例です。また、日本語では「シリーズもの」「シリーズ化」のように複合語を作りやすいのも特徴で、これは外来語が日本語の文法体系に組み込まれている証左と言えます。

シリーズの例文

  • 1 大好きなドラマの最終回を見終わった後、すぐに次のシリーズはいつ始まるのか気になって仕方なくなるあの感じ、みんな同じですよね。
  • 2 Netflixでシリーズものにはまると、『次のエピソードまであと15秒』の表示が怖くてたまらなくなるあるある。
  • 3 お気に入りの作家さんの新作シリーズが始まると、発売日が待ち遠しくてカレンダーに印をつけてしまうこと、ありますよね。
  • 4 スポーツのプレーオフシリーズで応援しているチームが負けそうになると、テレビの前で思わず指示出しをしてしまうあの熱中度、共感できます!
  • 5 ブランドの限定シリーズが発売されると、『今回は買わない』と決めていたのに結局衝動買いしてしまうあの葛藤、誰にでもありますよね。

シリーズの正しい使い分けと注意点

「シリーズ」という言葉は便利ですが、使い方によっては誤解を生むこともあります。特にビジネスシーンでは、以下の点に注意が必要です。

  • 「シリーズ」はあくまで「連続性」を強調する言葉なので、単発の商品やイベントには不適切
  • 「新作シリーズ」という表現は矛盾している(新作ならシリーズではない)ので注意
  • 英語の「series」は単複同形だが、日本語では「シリーズ」を複数形で使うことはほぼない

また、創作の世界では「スピンオフ」と「シリーズ」を混同しないようにしましょう。スピンオフは既存作品から派生した別作品で、必ずしも連続性があるとは限りません。

知っておきたい関連用語

用語意味シリーズとの違い
シーズンテレビ番組の放送期間単位シリーズ内の区切り
サーガ長大な物語連作より大規模な連続性
フランチャイズ商業的な展開全体ビジネス側面を強調
アンソロジー複数作家の作品集連続性よりテーマの統一

特に「フランチャイズ」はビジネス用語として重要で、マーベルシリーズのように作品全体の商業的価値を指す場合に使われます。

シリーズ文化の歴史的変遷

シリーズものの文化は19世紀の新聞連載小説から始まりました。チャールズ・ディケンズの『ピクウィック・ペーパーズ』が先駆けで、読者の反応を見ながら話を続けるという現在のシリーズ制作の原型を作りました。

連載という形式は作家と読者の対話を生み出す。読者の反応が次の展開を変えるのだ。

— チャールズ・ディケンズ

日本では大正時代に雑誌メディアの発展とともにシリーズ文化が花開き、江戸川乱歩の探偵シリーズなどが人気を博しました。現代ではストリーミングサービスの登場により、一気見文化がシリーズ制作の在り方そのものを変えつつあります。

よくある質問(FAQ)

「シリーズ」と「続編」の違いは何ですか?

「シリーズ」は同じ世界観やテーマで連なる一連の作品全体を指すのに対し、「続編」は特定の作品の後に作られた作品を指します。例えば、「スター・ウォーズシリーズ」の中の「エピソード5」は「エピソード4」の続編という関係になります。

英語の「series」は複数形でも「series」のままですか?

はい、その通りです。英語の「series」は単複同形で、1つのシリーズも複数のシリーズも同じ形で表現されます。文脈によって単数扱いか複数扱いかが決まります。

「日本シリーズ」と「ワールドシリーズ」の関係を教えてください

「日本シリーズ」は日本のプロ野球の優勝決定戦で、日本の頂点を決める大会です。一方「ワールドシリーズ」はアメリカメジャーリーグの優勝決定戦で、名称は似ていますが別々の大会です。ちなみに「ワールド」という名称ながら実際は北米のチームのみが出場します。

シリーズものの作品はどこから観るべきですか?

基本的には1作目から観るのがおすすめですが、各作品が独立して楽しめるシリーズも多いです。特に長編シリーズでは、ファンによっておすすめの観る順番が異なることもあり、それがシリーズ作品の面白さの一つと言えるかもしれません。

「シリーズ」という言葉はビジネスでも使えますか?

はい、もちろん使えます。例えば「新製品シリーズ」や「研修シリーズ」のように、同じコンセプトで展開される商品群や連続したプログラムを指して使われます。ブランド戦略においてシリーズ展開は非常に重要なマーケティング手法の一つです。