「てへ」の意味
「てへ」とは、照れたり困惑したりしたときなどに、それをごまかすように発する声のことです。文章にした場合は感動詞として扱われます。
若者のメールやLINEでのやりとり、インターネット界隈では「てへ♪」「てへ☆」「てへ(・ω<) 」のように、記号や顔文字を添えることもあります。
「てへ」の使い方
一般的に「てへ」という言葉に対しては「幼い」「可愛らしい」といったイメージを抱く人が多いです。このため、年長者や硬派な人物が「てへ」を使うと、強烈な違和感を周囲に与えかねませんので注意が必要です。
また、記号や顔文字を使うことで可愛らしさがアップしますが、その一方で相手をイライラさせてしまう可能性もあります。相手と状況を見極めて使うようにしましょう。
(A)
ごめん、ペン入れミスっちゃった。てへ☆
「てへ」関連の言葉「てへぺろ」
「てへぺろ」とは、舌を「ぺろっ」と出しながら「てへっ」と言っている様子を表す言葉です。「てへぺろ☆(・ω<)」のように記号や顔文字を添えて使われることもあります。舌を出すアクションを加えたことで、よりキュートさを増した表現となります。
もともと「てへぺろ」は声優の日笠陽子さんが使っていたネタです。そのユニークさや可愛らしさがファンのみならずネットユーザーや若者の間でも評判となり、徐々に使われ始めていきました。
その後は2012年の「女子中高生ケータイ流行語大賞」にて金賞を受賞したり、有名タレントがCMで「てへぺろ」を使ったりなどメディアの注目を集め、「てへぺろ」は広く一般に浸透するに至ったのです。