「1DK」とは?意味や使い方をご紹介

賃貸物件などを探しているときに「1DK」という言葉を目にすることがあるでしょう。「1DK」とは「1部屋+ダイニングキッチン」で構成される間取りのことです。今回は「1DK」について、「ダイニングキッチン」の意味や英語表現などと併せて解説します。

目次

  1. 「1DK」とは
  2. 「ダイニングキッチン」とは
  3. 「1DK」の英語表現
  4. 「1DK」と「1R」と「1K」

「1DK」とは

「1DK」の意味

「1DK」は家の間取りの種類の一つで、「居室1部屋+ダイニングキッチン」で構成される間取りを表していますDKの前に付いた数字は部屋数なので、「2DK」は「居室2部屋+ダイニングキッチン」のことです。

「1DK」は賃貸のアパートやマンションに多く、単身者、あるいは、荷物の少ない同棲カップル、新婚夫婦向きの物件です。

「1DK」の使い方

  • 社会人になってお金に余裕が出てきたので1DKの部屋に引っ越した。
  • この辺りの1DKの相場は幾らくらい?
  • 物が増えてきたので1DKでは手狭になってきた。

「ダイニングキッチン」とは

「ダイニングキッチン」とは

ダイニングキッチン(dining kitchen)」とは、台所(kitchen)と食堂(dining room)を併存させた部屋を表す和製英語です。

キッチンのある部屋は4畳半〜8畳程度の広さで、ダイニングテーブルを置けるスペースがあります。なお、不動産業界では「1畳=1.62㎡」と定められています。

「1DK」はダイニングキッチンと居室が別々になっているので、食事のスペースと睡眠のスペースを分けられるのが特徴です。

「LDK」とは

「LDK」は「リビング・ダイニング・キッチン(living dining kitchen)」を表す和製英語です。「LDK」は台所・食堂・居間(living)を併存させた部屋を指します。「1LDK」は「居室1部屋+リビングダイニングキッチン」という意味です。

「DK」と「LDK」

実際のところ、「DK」と「LDK」は広さで区別されています。平成23年に公益社団法人首都圏不動産公正取引協議会より発表された「DKとLDKに関しての基準」によると、部屋数によって次のように定められています。

居室数 DK LDK
1部屋 4.5畳以上、8畳未満 8畳以上
2部屋 6畳以上、10畳未満 10畳以上

「1DK」の英語表現

ダイニングキッチンの英語表現

和製英語の「ダイニングキッチン」を英語で表現するとどうなるでしょう。「ダイニングキッチン」のことは、アメリカでは「eat-in kitchen」イギリスでは「breakfast-kitchen」といいます。

「1DK」の英語表現

英語の間取りの表現に「1DK」はありません。「DK」が和製英語である以前に、海外ではほとんどの家にリビングとダイニング、キッチンがついているからです。英語では、「3LDK」ならば「3 bedroom apartment」のように部屋数だけで間取りを表します。

リビングルームのない「1DK」のことは、アメリカでは「studio apartment」イギリスでは「studio flat」と表現します。

「1DK」と「1R」と「1K」

「1R」とは

1R」は「居室1部屋のみ」の間取りで、「R」は「room」のことです。キッチンが無いというわけではなく、居室とキッチンの間に仕切りが無いタイプを指します。

「1K」とは

1K」は「居室1部屋+キッチン」の間取りで、「K」は「キッチン(kitchen)」のことです。居室とキッチンの間に仕切りがあり、専有面積が2つに分かれているタイプを指します。

「1DK」・「1K」・「1R」それぞれの違い

「1R」と「1K」との違いは、居室とキッチンの間に仕切りがあるかどうかで、部屋の広さによる違いはありません。ですので、1Kよりも1Rの方が専有面積が広いケースもあります。

一方、「1DK」は、キッチンがある部屋が食堂を兼ねる分だけ「1K」よりも広く、食堂と居室を分けられるという違いがあります。

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