「ジゴロ」とは?意味や使い方をご紹介

一昔前の映画タイトルに出てきそうな「ジゴロ」。あまり良い意味のイメージはありませんが本当にそうなのでしょうか。どうやら外国と日本においては「ジゴロ」の解釈が少々違うようです。今回はその意味や違いについて詳しく解説します。

目次

  1. 「ジゴロ」の意味
  2. 「ジゴロ」の解釈
  3. 「ジゴロ」の特徴
  4. 「ジゴロ」の映画
  5. 「ジゴロ」の漫画
  6. まとめ

「ジゴロ」の意味

「ジゴロ」とは、もともとフランス語の「jigolo」からきており「女性から養ってもらっている年下男性」「私生活が謎の男性」という意味です。そこから波及し、類語として「若いツバメ」「ヒモ」「スケコマシ」「プレイボーイ」などと表現されることもあります。こうした日本語の言葉からは、一般的にポジティブなイメージは湧いてきません。

しかしフランス語の「ジゴロ」には、実は「エレガントな若者」「洗練された若者」という意味も含まれており、決して悪いイメージだけではないのです。

「ジゴロ」の解釈

フランスでは「年上から養ってもらっている男性」から読み解けるように「年下男性」や「若い男性」というのがキーワードになっています。

それに対して日本では「ヒモ」「スケコマシ」「プレイボーイ」などと表現されることからジゴロに対して年齢の概念はありません。つまり日本におけるジゴロは「年齢に関係なく女性に依存している男性」ということになります。また「ジゴロ」と「ヒモ」についても年代によっては解釈の違いがあるようです。
 

  • ジゴロ・・・女性から可愛がられていて女性自らが納得して養っている。
  • ヒモ ・・・女性の気持ちは関係なく男性を養っている。

養ってもらっている事実は同じですが、女性側の受け止め方に大きな違いがあるという点では確かにニュアンスが違ってきます。

「ジゴロ」の特徴

すべてジゴロに当てはまるわけではない、とは思いますが、日本において「ジゴロ」という言葉で連想される特徴を以下にあげてみました。

口が上手い

まず、ジゴロの特徴のひとつに、「口が上手い」ということがあげられます。言葉巧みな表現で女性の心を誘導することに長けており、たとえケンカになっても最後は女性が折れてしまうことが多いでしょう。

寂しがりやで甘え上手

「寂しがりやで甘え上手」というのもジゴロの特徴です。ジゴロ自身が寂しい時や欲しい物がある時などは全力で甘えます。ボディータッチや言葉や目線など、あらゆる武器を使っておねだりしますから、女性にとっては「仕方ないなぁ」という気にさせられます。さらにその態度が「可愛くて愛おしい」とさえ思え母性本能をくすぐられることもあるでしょう。

連絡がマメで女性の扱いに慣れている

さらに、ジゴロは連絡がマメで女性の扱いに慣れていることが多いでしょう。例えば、女性が仕事中でも連絡を入れ「一日中キミを想っているよ」というアピールをしたりします。そのタイミングは絶妙で、女性が不快に思わない間隔と感覚を知り尽くしており、また、メールには甘い言葉を並べて安心感を与え、女性の心が離れないように調整することが上手なのもジゴロの特徴と言えるでしょう。

センスが良くて高級志向

一般的に、ジゴロはセンスが良くてブランドなどの高級品を身に着けています。基本的に自分のお金で買う訳ではありませんから、欲しいものがある時には一切の妥協をしません。また、選ぶもののセンスが良く格好良く身に着けますから、女性はつい買ってあげたくなるようです。そうした男性を連れ歩くことがステータスなんだと女性に思わせるのも上手いのでしょう。

計算高い一方で、性格は天然

ジゴロはかなり計算高いのですが天然の部分もあります。女性を扱う上では超一流のスキルを兼ね備えていますが、一般常識については欠けている部分があります。お付き合いをしている女性は基本的に安定した職業を持っている姉御肌タイプが多いですから、時々見せる天然発言が憎めなくて可愛いと思ってしまうのでしょう。

「ジゴロ」の映画

ジゴロが描かれた映画にはどんなものがあるのでしょうか。

・ ジャスト・ア・ジゴロ(1978年 西ドイツ)
・ アメリカン・ジゴロ(1980年 アメリカ)
・ ラスト・ジゴロ(1987年 オーストラリア)
・ ジゴロ・イン・ニューヨーク(2013年 アメリカ)
・ ラテン・ジゴロになる方法(2017年 アメリカ)

やはり外国映画がほとんどですが、この中でも「ジゴロ・イン・ニューヨーク」はかなり有名です。二人の男性が男娼(だんしょう)ビジネスを始めるのですが徐々に騒動に巻き込まれていくブラックコメディーです。また「ラスト・ジゴロ」も有名ですがこちらは少しシリアスな内容です。こうして見てみると、やはり日本映画ではジゴロの世界観が表現しづらいのかもしれません。

「ジゴロ」の漫画

ジゴロと検索すると「ジゴロ次五郎」がヒットするほどこの漫画は有名です。加瀬あつし原作で、2002年~2007年の長きにわたって週刊少年マガジンで連載されていました。単行本は全巻で22巻発行され、今もなおファンが多い漫画です。

高校生の石川次五郎は見た目はイマイチですが、毎回巻き込まれるドタバタ劇をくぐりぬけ、なぜか最後は格好良く決めるというコメディです。本人はジゴロを気取っているのですが、あと一歩のところで女性にはフラれてしまいます。それでも彼の周りには人が集まり笑いが絶えない面白い展開になっています。

なお、この漫画においては「女性に養ってもらっている」という意味でのジゴロは当てはまらないと言えるでしょう。

まとめ

いつの時代も存在する「ジゴロ」。現代では妻が仕事をして夫が家事育児全般を請け負っている家庭も少なくありません。女性に養ってもらうのが悪いことではなく、その女性が幸せであるならジゴロという存在も案外必要なのかもしれません。また、生き方として選んだ以上「ヒモ」ではなく、ぜひ「ジゴロ」を貫いてもらいたいものです。


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