「アラート」とは?意味や使い方をご紹介

2007年より緊急地震速報や津波警報などを速やかに伝える「Jアラート」が運用されています。エリアメールなどで受信したことがある方もいらっしゃるでしょう。このアラートとは一体どんな意味なのでしょうか。ここでは「アラート」の意味や使い方をご説明します。

目次

  1. 「アラート」の意味
  2. 「アラート」の語源
  3. 「アラート」の使い方
  4. 「アラート機能」とは
  5. 「アラート」を呼称に含むサービス

「アラート」の意味

「アラート」とは「警報・警戒・警告」という意味です。また、パソコン用語では警告機能のことを「アラート」または「アラート機能」と呼んでいます。「アラート機能」については、追ってご説明します。

「アラート」の語源

アラートは英語で「alert」と書きます。英語の「alert」は、もともと「見張り台」を指す言葉でしたが、現在では「警報・警戒・警告」という名詞として使用されており、日本語の「アラート」と意味は同じです。

また、「alert」は、「(人に)警戒させる・に警報を出す」を表す動詞、「機敏な・用心を怠らない」という形容詞としても用いられます。

「アラート」の使い方

  • データを保存せずに終了しようとするとアラートが出る
  • (パソコンで)間違った操作をしたのでアラートメッセージが表示された
  • アラートが鳴ったので見てみると、メールが届いていた。
  • 不法アクセスのアラートが上がったら、すぐに報告してくれ。
  • Jアラートの警報が電車の中で鳴り響いた。

「アラート」は、「アラートが出る」「アラートが鳴る」のほかに「アラートが上がる」のようにも用いられます。

「アラート機能」とは

IT用語の「アラート」または「アラート機能」は、パソコンなどのユーザが誤った操作をしないように警告を出したり、注意を促す機能のことです。

例えば、作成していたデータを保存せずに画面を閉じようとした際には「データが保存されていません。上書き保存しますか?」とメッセージを表示し、ユーザに「はい」か「いいえ」を選択ることで、データの保存し忘れを防止します。

操作ミスを防ぐ以外にも、ネットショップやネットニュースで、自分の気になる情報が発信された時に通知が届くような機能も「アラート」と呼ばれています。この場合は警告というより、情報収集の漏れが無いように注意を促すしているのです。

「アラート」を呼称に含むサービス

Jアラート

身近なアラート機能のひとつに「Jアラート(J-ALERT)」があります。実際にJアラートによる警報が携帯電話や市町村無線から鳴っているのを聞いた方もいらっしゃるでしょう。

「J-アラート」とは2007年から運用開始されている「全国瞬時警報システム」の通称で、総務省消防庁が運営しています。

弾道ミサイルの発射や、緊急地震速報、津波警報などの緊急情報を住民に警告する機能で、個々の携帯電話などへの緊急速報メールの配信、市町村防災行政無線などにより、国から住民まで瞬時に情報を伝えることができます。

実際、これまでに、地震や津波の情報のほか、北朝鮮からのミサイル発射の際に警報が鳴っています。

Googleアラート

「Google アラート(Google Alerts)」 は、検索エンジンのGoogleが提供しているサービスで、ユーザが予め選択したウェブやニュースの更新をメールまたはフィード(RSS)で通知する機能です。

Twitterアラート

防災の一環として、Twitterアラートを設定されている方もおられるでしょう。「Twitterアラート」とは、地震や津波などの緊急事態の際に、信頼できる特定の公共機関や緊急対策機関からのツイートを受信できるサービスのことです。

アラートを設定することで、それらのツイートはタイムラインにハイライト表示され、モバイル端末には通知が届きます。

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