「selfie」とは?意味や使い方をご紹介

みなさんは「selfie」という英語をご存知でしょうか。「セルフィー」といえば意味が分かる方も多いかもしれませんね。日本語としても広く普及している言葉ですが、元々は英語のスラングでした。こちらでは「selfie」の意味や使い方、語源などをご紹介します。

目次

  1. 「selfie」の意味
  2. 「selfie」の語源
  3. 「selfie」から派生した言葉

「selfie」の意味

selfie(selfy)の意味は以下のとおりです。

  1. 自撮り、自分撮り、セルフィー
  2. 自分で撮影した写真

【使い方】
  • take a selfie(自撮りする)
  • selfie stick(自撮り棒)
  • nice selfie(よく撮れたセルフィ)

日本における「selfie」の意味

日本語でのセルフィーはカタカナ英語として、そのまま使われています。SNSなどにアップするために自撮りの写真を撮影することが増え、セルフィーという言葉が爆発的に広まったと言われています。

【使い方】

  • 自分のホームページにセルフィーを載せている。
  • あのお店をバックに、一緒にセルフィーしない?
  • すごく可愛く撮れてるね。セルフィーのコツ教えて。

「selfie」の語源

selfieという単語は2013年のオックスフォード出版局で「今年の言葉」に認定されるほど、世界的に流行した言葉です。selfieの語源はself-portrait(自分の写真)のインターネットスラングです。

「selfie」の誕生

始まりはオーストラリアの青年が2002年にネット上に自分の怪我をした写真とともに投稿したコメントでした。

Um, drunk at a mates 21st, I tripped over and landed lip first (with front teeth coming a very close second) on a set of steps.I had a hole about 1cm long right through my bottom lip. And sorry about the focus, it was a selfie.

「えっとさ、友達の21歳の誕生日で飲んでて、転んで階段に唇から落っこちたんだ。下唇に1cmくらいの穴ができちゃったんだよね。自撮り(セルフィー)だったから、ピンボケしちゃってごめん。」

このselfieという言葉がネット上で徐々に広まって、使われるようになりました。

オーストラリアのスラング事情

オーストラリアではスラングとして短縮して変形した英語を使うのが好まれています。短縮系はカジュアルに使えるので、フレンドリーでお話好きなオーストラリアのお国柄にはとてもあっていますね。いくつか例をあげます。

  • kinder garden→kindy
  • avocado→avo
  • a cup of tea→cuppa
  • kangaroo→roo

-ieを語尾に使って短縮型にする言葉もよく用いられます。
  • Australian→Aussie
  • school leavers→schoolies
  • present→pressie
  • sick day→sickie

同じようにself-portraitが短縮系になり、selfieとして使われたと考えられています。

「selfie」から派生した言葉

relfie

「relfie」とは、恋人や仲の良い友人、家族などと一緒に撮るセルフィーのことをさします。「relationship(人と人の関係) selfie」の略語です。

helfie

「helfie」とは、自分の髪型、ヘアスタイルと撮影したセルフィーのことをさします。「hair selfie」の略語です。

drelfie

「drelfie」とは、お酒を飲んで楽しく酔っているセルフィーや、カフェなどでコーヒーのカップと一緒に撮るセルフィーのことをさします。「drink selfie」の略語です。

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