「334」とは?意味や使い方を元ネタを含めてご紹介

「334」とは2005年のプロ野球日本シリーズ「阪神タイガースVS千葉ロッテマリーンズ」における合計得点スコアを意味する数字です。阪神を揶揄するネットスラングとして、掲示板や動画サイトなどで使われています。ここでは「334」の詳しい意味と使い方を紹介します。

目次

  1. 「334」の意味
  2. 「334」の使い方
  3. 「334」の元ネタをより詳しく
  4. 「334」の意味の派生

「334」の意味

「334」とは、2005年のプロ野球日本シリーズ「阪神タイガースVS千葉ロッテマリーンズ」における得点スコアを表す数字です。「33-4」と表記されることもあります。

この年の日本シリーズにおいて阪神は千葉ロッテに対し、4試合の合計で「33対4」という大差で敗北し日本一を逃します。この歴史的大敗がインターネット掲示板「2ちゃんねる(現5ちゃんねる)」で話題となり、「334」という数字は阪神をおちょくる言葉として広まりました。

さらに転じて「大敗」「失敗」「絶望的な状況」などを象徴する意味合いを持つようにもなります。動画サイト「ニコニコ動画」では、失敗シーンや絶望的な場面などで「334」というコメントが付くことがあります。

「334」の使い方

「334」はネット掲示板や動画サイト、SNSなどで使われるネットスラングです。ネット文化に馴染みのない人には意味やニュアンスが伝わりませんので注意です。

大敗・失敗が予想される展開のとき

スポーツ中継などで大敗が予想されるときに諦めの気持ちを込めて「334」と書き込みます。

(A)

おいおい、もうこんなに点差付けられてるのかよ・・・

(B)

334

(C)

こりゃ今日はダメだな・・・

偶然に「334」という数字を見かけたとき

「334」という数字の並びを偶然見かけたときに、反射的に334を書き込むことがあります。その際は後述する「なんでや!阪神関係ないやろ!」というフレーズで返すのが定番となっています。

(A)

いまゲームで334ダメージ出たんだけどw

(B)

334w

(C)

なんでや!阪神関係ないやろ!

「334」の元ネタをより詳しく

2005年のプロ野球日本シリーズは千葉ロッテマリーンズの4連勝で幕を閉じるのですが、4試合の得点スコアがそれぞれ「10対1」「10対0」「10対1」「3対2」となり、合計すると「33対4」という圧倒的な大差となりました。

これほどの得点差がついた日本シリーズは過去に例が無く、球史に残る日本シリーズとなりました。何より阪神ファンにとっては、二度と思い出したくない苦い記憶として刻まれることになりました。

そんな阪神ファンの傷をえぐるかのような出来事が、2010年に起きてしまいます。この年の日本シリーズに千葉ロッテが再び出場したのですが、その際に2005年の阪神との日本シリーズの映像が放送されてしまったのです。

歴史的大敗を振り返ったこの映像は、当時2ちゃんねる内で勢いのあった「なんJ板」で話題となり、「334」というスコアの知名度は急上昇していきました。

「334」の意味の派生

「334」の人気はとどまるところを知らず、ついには阪神どころか野球に全く関係ない場面でも使われるようになります。たとえばサッカーやテニスなどの試合においても、大差を付けられた時や失敗シーンで「334」が書き込まれるようになりました。

ついには「今の時刻3時34分なんだけどw」や「買い物の会計が334円だったw」といったように、単に「334」という数字を見ただけで反射的に書き込むケースも増えました。

「334」と「なんでや!阪神関係ないやろ!」

阪神ファンからすれば「334」はトラウマ以外の何者でもない悪夢の数字な訳ですから、たまったものではありません。

乱用され続ける「334」関連の書き込みに対して、ある日、とある人物が「なんでや!阪神関係ないやろ!」と書き込み反論します。阪神ファンの気持ちを簡潔に代弁したこのフレーズは一躍有名となり拡散されます。

そして「334」という書き込みに対して「なんでや!阪神関係ないやろ!」と返すのが定番のやり取りとして定着するに至りました。なお、「なんでや!阪神関係ないやろ!」は「な阪関」や「NHK」といったように省略されることも多いです。

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