「インカメ」とは?意味や使い方をご紹介

「インカメ」とはスマートフォンなどに搭載されているカメラの内側のカメラのことを指します。主に自撮りをする時に使われる液晶画面側のカメラのことですね。よく使われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。この記事ではそんな「インカメ」の意味や使い方をご説明します。

目次

  1. 「インカメ」とは?
  2. 「アウトカメラ」とは?
  3. 「インカメ」の特徴
  4. 「インカメ」と「アウトカメラ」の英語表現

「インカメ」とは?

「インカメ」の意味

「インカメ」とは、「インカメラ(inカメラ)」の略で、「スマートフォンやタブレットなどの内側(液晶画面側)に搭載されたカメラ」のことです

なお、Apple社は、iPhoneの「インカメ」のことを「Face Timeカメラ」と呼称しています。「Face Time」はiPhoneに標準搭載されているビデオ通話アプリの名前です。

「インカメ」の使い方

  • インカメも最近は画質が良くなったね。」
  • 「手近に鏡がなくて、インカメで代用した。」
  • 「犬の可愛い仕草を撮ろうと焦ったら、インカメで自分を撮ってた。」

「インカメ」の機能

現在流通しているスマホのほとんどが、外側(背面側)と内側に一台ずつカメラを搭載しています。「インカメ」は、スマホの向きを変えることなく、液晶画面で写り具合を確認しながら撮影できるので、自撮り(自分撮り・セルフィー)やビデオ通話をする際に便利な機能です。「インカメ」のそのほかの特徴については、追ってご説明します。

「アウトカメラ」とは?

「アウトカメラ」の意味

「インカメ」に対して、端末の外側に搭載されているカメラのことを「アウトカメラ」といいますが、単に、「端末のカメラ」という時は「アウトカメラ」を指すことが多いです。そのせいか、「アウトカメラ」を略した呼び方はありません。

また、iPhoneでは「アウトカメラ」のことを「iSightカメラ」と呼んでいます。「iSight」は、もともとはMacの周辺機器として販売されているWebカメラの名前でした。

「アウトカメラ」の機能

「アウトカメラ」は、スマホのメインのカメラなので、一般に、「インカメ」よりもハイスペックなカメラが使われています。解像度が高く、フラッシュも搭載されているため、風景や人物をよりきれいに撮影することができます。

「インカメ」の特徴

広角レンズ

「インカメ」の多くには、近くから撮影しても広い範囲を撮ることができるように広角レンズが使われています。そのため、写真に歪みが生じて実物とは違った写真になることがあります。

しかし、その効果を利用して、瞳をレンズに近づけた角度で撮ることで実際より目を大きく見せたり、顎を小さく見せたりすることもできます。

また、広角レンズによる写真の歪みを少なくしたい場合は、自撮り棒(セルカ棒)などを使用して、遠くから撮ることで解決できます。

撮影中は左右反転している

インカメでの撮影中、画面に表示されている映像は左右反転しているので、鏡を見ているのと同じ状態です。しかし、撮影後はその反転が戻った状態で保存されるため、慣れるまでは撮影中と撮影後の違いに戸惑うかもしれません。

「インカメ」と「アウトカメラ」の英語表現

「front camera」と「rear camera」

「インカメ」、「アウトカメラ」を英語にするとき、ポピュラーな表現は「front camera(手前のカメラ)」「rear camera(背面のカメラ)」です。

「in-camera」、「out-camera」は和製英語です。英語の「in camera」には次にご説明するような別の意味があります。

英語で「in camera」の意味は?

英語で「in camera」とは、「判事の私室で」、「非公開で」、「秘密に」という意味の慣用句です。「camera」には「写真機」の意味のほかに、「判事の私室」という意味があることから、このような慣用句が生まれました。

アメリカの裁判制度において、「インカメラ審理(in-camera inspection)」は、「裁判官が法廷ではなく裁判官室で審理を行うこと」を指しています。

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