「活躍」の意味や使い方
「活躍(かつやく)」は、めざましい活動やすばらしい活動をして、成果をあげることです。本人の努力がそもそもにあり、それを褒め称える意味合いで使います。
例
- 選手になって活躍する
- 世界の舞台で活躍する
- 女性が活躍する業界
- ますますのご活躍をお祈りします
- これからの皆さんの活躍に期待しています
「活躍」の類語
「活躍」の類語は「奮闘(ふんとう)」「奔走(ほんそう)」です。また、近い意味合いの言葉がたくさんあります。
奮闘(ふんとう)
強い相手や厳しい状況に向かって、力いっぱい努力すること。勇気をふるって敵と力いっぱい戦う場合にも使います。
- 彼の奮闘で交渉がまとまった
- 彼女は細腕一本で奮闘し、店をここまで大きくした
- 孤軍(こぐん)奮闘
奔走(ほんそう)
あちこちと走り回って、目的を達成するために努力すること。
- 幹事の奔走で忘年会の会場が見つかった
- 資金集めに奔走する
活動的
- 活動的
- 精力的
- 活動力
- 機動(きどう)
- 機動性
- 機動力
- 奮闘(ふんとう)
- 力戦奮闘(りきせんふんとう)
- 健闘(けんとう)
- 辣腕を振るう(らつわんをふるう)
- やる
- 熟す(こなす)
- 大車輪(だいしゃりん)
- 大車輪をかける
- 大車輪で働く
- 東奔西走(とうほんせいそう)
- 奔命(ほんめい)
- 馳駆(ちく)
- 駈(か)けずりまわる
- 孔席暖まらず墨突黔まず(こうせきあたたかならずぼくとつくろまず)
- 孔席墨突(こうせきぼくとつ。上の故事の略)
- 席が暖まる暇がない
- 飛び回る
- 天翔る(あまがける)
- 天界飛翔(てんかいひしょう)
- 焦頭爛額(しょうとうらんがく)
- 血眼(ちまなこ)になる
- 存在を示す
- 片鱗(へんりん)を示す
- 驥足を展ぶ(きそくをのぶ)
力をつくす
- 力をつくす
- 尽力(じんりょく)
- 手をつくす
- 力を注ぐ
- 力を入れる
- 力を込める
- 犬馬の労(けんばのろう)
- 精励(れいれい)
- 力行(りきぎょう)
- 力瘤(ちからこぶ)を入れる
- 力瘤を出す
- 苦労する
- 全力をつくす
- 粉骨砕身(ふんこつさいしん)
- 骨を粉にする
- 身を粉(こ)にする
- 身を砕(くだ)く
- 骨を砕く
- 骨を刻む
- 骨身を削る(ほねみをけずる)
- 骨折り(ほねおり)
- 彫心鏤骨(ちょうしんるこつ)
- 砕心(さいしん)
- 心を砕く
- 肺肝(はいかん)を砕く
- 肺肝を苦しむ
- 肺肝をつくす
- 肝胆(かんたん)を砕く
- 肝精(きもせい)
- 肝精焼く
- 一肌脱ぐ(ひとはだぬぐ)
- 汗する
- 汗水(あせみず)流す
- 命を削る
- 命を縮める
- 水火も辞せず(すいかもじせず)
奮い立つ
- 発奮(はっぷん)
- 奮発(ふんぱつ)
- 奮迅(ふんじん)
- 奮起(ふんき)
- 発憤興起(はっぷんこうき)
- 一念発起(いちねんほっき)
- 自(みずか)らを奮い立たせる
- 自らを励ます
- 駑馬に鞭打つ(どばにむちうつ)
- 褌(ふんどし)を締めてかかる
- 士気を鼓舞する(しきをこぶする)
- 勇む(いさむ)
- 逸る(はやる)
世に出る
- 出世
- 世に用いられる
- 芽が出る
- 認められる
- 台頭(たいとう)する
- 頭角を現す(とうかくをあらわす)
- 躍り出る
- 魚が水を得る(うおがみずをえる)
「活躍」の英語
「活躍」の英語は、activity、play an actibe part role(活躍)などがあります。
- 彼は政界で活躍している…He is active in the political world./He plays an active part in the political world.
- 彼は活躍の場を広げたがっている…He is trying to widen his sphere of activity.
- この分野では女性の活躍が目立っている…A number of women have cut conspicuous figures in this field.