ほんこれとは?ほんこれの意味
「本当にこれ」の略語で、他人の意見や発言に強く同意する気持ちを表すネットスラング
ほんこれの説明
「ほんこれ」は主にインターネット上のコミュニケーションで使用される略語で、相手の意見や考えに「まさにその通り!」「私も同じことを思っていた!」という強い共感を示す際に用いられます。2ちゃんねる(現5ちゃんねる)を中心に広がり、現在ではTwitterなどのSNSでも頻繁に見られる表現です。特徴としては、非常に簡潔でありながら確かな同意の意思を伝えられる点が挙げられ、忙しいネット上のやり取りにおいて効率的なコミュニケーションを可能にしています。ただし、その簡潔さゆえに冷たい印象を与える可能性もあるため、使用する場面や相手を考慮することが大切です。
ネット文化ならではの効率的な共感表現で、現代のデジタルコミュニケーションを象徴する言葉の一つですね!
ほんこれの由来・語源
「ほんこれ」の由来は、2000年代前半のインターネット掲示板「2ちゃんねる」(現5ちゃんねる)に遡ります。当時、書き込みの高速化と効率化を求めるユーザーたちによって、「本当にこれ」というフレーズが省略されて生まれました。特に議論スレッドやネタスレで、他のユーザーの意見に強く共感する際に「本当にこれだと思う」という意味で使用され始め、その簡潔さから爆発的に普及しました。元々は「ほんとにこれ」という表記も見られましたが、やがて「ほんこれ」に収束していった経緯があります。
たった4文字にネット文化の進化と日本語の柔軟性が凝縮された素敵な表現ですね!
ほんこれの豆知識
「ほんこれ」の面白い点は、そのバリエーションの豊富さにあります。例えば「超ほんこれ」はより強い共感を、「まじほんこれ」は真剣な同意を示します。また、反対の意味で「ちがうこれ」という逆バージョンも存在し、ネットコミュニティの創造性を感じさせます。若者を中心に、2018年頃からTwitterやInstagramなどのSNSで再び流行し始め、現在ではネット文化を代表する表現の一つとなっています。さらに、地域によっては「ほんこれ」の代わりに「せやな」(関西弁)が使われるなど、方言バージョンも存在します。
ほんこれのエピソード・逸話
人気お笑い芸人の霜降り明星・せいやさんは、ラジオ番組でリスナーからの「共感できるツイート」の紹介コーナーにおいて、頻繁に「ほんこれ!」と叫ぶことで知られています。ある回では、リスナーから送られた「休みの日ほどなぜか早起きしてしまう」というツイートに対し、せいやさんが即座に「ほんこれ!めっちゃ分かる!休みの日こそなぜか目が覚めるんですよね」と共感。このエピソードがきっかけで、番組内で「ほんこれ」が流行語となり、多くの若年層リスナーに広まりました。また、人気YouTuberのHIKAKINさんも、ゲーム実況中に視聴者のコメントに共感した際、「これほんこれ!みんなもそう思う?」と自然に使い、ファンから「HIKAKINさんも使ってる!」と話題になったことがあります。
ほんこれの言葉の成り立ち
言語学的に見ると、「ほんこれ」は日本語の省略表現における興味深いケースです。まず、形容詞「本当」の連用形「本当に」と指示代名詞「これ」が結合し、さらにそれが母音脱落と子音連結を経て「ほんこれ」という新たな形態素を形成しています。このプロセスは、日本語の「語の短縮化」と「合成語形成」の両方の特徴を示しています。また、語用論的には「合意形成マーカー」として機能し、発話行為理論においては「承認の発話行為」に分類されます。さらに、ネットスラングとしての「ほんこれ」は、書き言葉でありながら話し言葉的な即時性を持ち、デジタルコミュニケーションにおける「共感の即時表明」という新しい言語機能を担っている点が特徴的です。
ほんこれの例文
- 1 明日こそ早起きするって決めたのに、なぜか休みの日ほど目が覚めるの早い…ほんこれ
- 2 ダイエット中なのに、限界まで我慢した後のドカ食いが一番美味しく感じる…ほんこれ
- 3 新しいゲーム買ったはいいけど、説明書読まずに適当に操作して結局わからなくなる…ほんこれ
- 4 掃除しようと思ってたのに、いざ休みになるとなぜかやる気が消える…ほんこれ
- 5 スマホの充電100%の状態を見ると、なぜか妙な達成感を感じてしまう…ほんこれ
「ほんこれ」と類似表現の使い分け完全ガイド
ネット上で共感を示す表現は「ほんこれ」以外にも多数存在します。それぞれ微妙にニュアンスが異なるため、状況に応じて適切に使い分けることが大切です。ここでは主要な類似表現とその使い分け方を詳しく解説します。
| 表現 | 意味合い | 使用場面 | 共感の強さ |
|---|---|---|---|
| ほんこれ | 全面的な同意・強烈な共感 | 核心を突く意見への賛同 | ★★★★★ |
| それな | 軽い同意・納得 | 日常的な共感全般 | ★★★☆☆ |
| せやな | 関西弁での同意 | カジュアルな会話 | ★★★☆☆ |
| 禿同 | 激しい同意(やや古風) | 強い共感を示す場合 | ★★★★☆ |
| ぐう正論 | 反論できない正論 | 明らかに正しい意見 | ★★★★★ |
「ほんこれ」は最も強い共感を表す表現で、特に「まさにこれが言いたかった!」という核心的な同意に使われます。一方「それな」はより気軽で、日常的な共感に広く使える便利な表現です。
使用時の注意点とマナー
「ほんこれ」は便利な表現ですが、使い方にはいくつかの注意点があります。適切な場面で使うことで、より良いコミュニケーションが可能になります。
- ビジネスシーンや公式の場では使用を避け、適切な敬語表現を使用しましょう
- 年配の方やネット文化に詳しくない人との会話では通じない可能性が高いです
- 連発しすぎると単調な印象を与えるため、適度な使用を心がけましょう
- 深刻な話題や真剣な議論では、より丁寧な表現が適切な場合があります
- 引用元を明確にしない「ほんこれ」だけの投稿は、文脈がわかりにくいので避けましょう
ネットスラングはコミュニケーションの効率化に役立ちますが、相手や場面を考えた適切な使用が大切です。
— ネットコミュニケーション研究家 田中一郎
歴史的変遷と現在の使われ方
「ほんこれ」は2000年代前半の2ちゃんねるで生まれ、当初は「本当にこれ」の省略形として使用されていました。2010年代後半からTwitterなどのSNSで再び注目を集め、現在では若者を中心に広く認知される表現となりました。
- 2002-2005年:2ちゃんねるを中心に発生・普及
- 2006-2015年:ネット掲示板文化の中で定着
- 2016-2018年:TwitterなどのSNSで若年層に再流行
- 2019年-現在:定番のネットスラングとして認知拡大
最近では、企業の公式アカウントが若者層に向けたコミュニケーションの一環として使用するケースも見られ、ネット文化から一般社会へ少しずつ浸透しつつあります。ただし、あくまでカジュアルな表現であるという認識は変わりません。
よくある質問(FAQ)
「ほんこれ」はビジネスメールや公式の場で使っても大丈夫ですか?
いいえ、お勧めできません。「ほんこれ」はあくまでカジュアルなネットスラングなので、ビジネスメールや公式の場では「おっしゃる通りです」「同感です」「ごもっともです」など、適切な敬語表現を使用するようにしましょう。
「ほんこれ」と「それな」はどう違いますか?
「ほんこれ」が強い共感や全面的な同意を表すのに対し、「それな」は軽い共感や「確かにそうだね」というニュアンスで使われます。「ほんこれ」の方がより強い同意を示す表現で、相手の意見に完全に同調する際に用いられる傾向があります。
「ほんこれ」はどの世代まで通じますか?
主に10代から30代のネットユーザーを中心に広く認知されていますが、40代以上では理解されない場合もあります。ネット文化に詳しい方なら年代を問わず通じることもありますが、年配の方との会話では使用を控えた方が無難です。
「ほんこれ」を口頭で使うのは変ですか?
ネットスラングとして生まれた表現なので、口頭で使うとやや不自然に聞こえる場合があります。特に年配の方やネット文化に詳しくない人には通じない可能性が高いです。口頭で共感を示す場合は「まさにそれ!」「本当にそう!」などの自然な表現がおすすめです。
「ほんこれ」の返事はどう返せばいいですか?
「共感してくれてありがとう」という意味合いで、「わかってくれる人がいて嬉しい」「同じ考えの人いて安心した」などと返すのが自然です。または、会話を発展させたい場合は「どこが特に共感した?」と尋ねるのも良いでしょう。