「やった」とは
「やった」は感動詞です。物事が成功したり、完成したり、望んだとおりになったりした時に、喜びを表すのに使われます。
例えば、受験勉強を頑張って合格したら、思い切り「やったー!」と喜びますよね。
大きな成功に限らず、日常の中でも、晩御飯が大好物だったという時には思わず「やった!」と口にしたことがある方もいらっしゃることでしょう。
「やった」は「やる」の過去形
「やった」は、動詞「やる」の連用形「やり」に、過去・完了・存続・確認を表す助動詞「た」を付けた形、つまり、動詞「やる」の過去形です。
動詞「やる」は主に、実行する、動作や行為をする、人や物を他方へ移動させる、(同等以下の)他人に物などを与える、などの意味があります。
感動詞の「やった」は、実行や行為が完了したという意味での「やった」から来ていると言えます。何かをやり終えた時の「やった」=「満足の表現・感動の表現」として、感動詞となったのでしょう。
「やった」の類義語
「やった」のように喜びを表す感動詞には、他にどのようなものがあるのかご紹介します。
- よっしゃ!
- イエーイ!
- わーい!
- でかした!
- ばんざーい!
- ひゃっほう!
どの言葉も、意識的に使うというよりは、自然と口からこぼれてしまう言葉ですよね。
感動詞について
「やった」を含む、感動や応答、挨拶、呼びかけを表す言葉を感動詞といいます。
感動詞は主語や述語、修飾語になることはなく、また他の語に修飾されることもありません。活用のない自立語です。
間投詞、感嘆詞、嘆詞とも呼ばれ、口語でよく使われますが、文語では使われません。
感動詞には、「やった」の他にも、「ああ」、「はい」、「こんにちは」、「えい」、「どっこいしょ」、「もしもし」、「あらまあ」など、たくさんの言葉があります。
英語では「やった」をどう表現するか
「やった」という言葉は、嬉しい時、喜びが溢れた時に思わず口に出てしまうものですよね。そんな「やった」は、英語ではどんな言葉になるのか、ご紹介します。
- Yes!(イエス)
- Yippee!(イャッピー)
- Woohoo!(ウーフー)
- Hooray!(フーレイ)
- Oh my god!(オーマイガッド)
- Thanks god!(サンクスガッド)
- Sweet!(スウィート)
- Hot dog!(ホットドッグ)