「romる(ロムる)」とは?意味や使い方をご紹介

皆さんは「romる(ロムる)」という言葉をご存知でしょうか?インターネット掲示板を普段からよく利用される方であればおなじみのネット用語ですが、元々はCD-ROMの「ROM」から派生した言葉です。今回は「romる(ロムる)」の意味と使い方をご紹介します。

目次

  1. 「romる(ロムる)」とは
  2. 「romる(ロムる)」の使い方
  3. 「romる(ロムる)」の用例
  4. 「romる」の語源

「romる(ロムる)」とは

「romる(ロムる)」のromはread only member」の頭文字から成る言葉です。和製英語で、意味は「読むだけの人」です。

インターネット掲示板で書き込まず、ただやり取りを読むだけの行為を「romる」と言います。そして、実際にこのような行為をしている人たちを「romの専門」=「rom専(ロムせん)」と言います。

「romる(ロムる)」の使い方

「romる」が「romれ」「romってろ」と命令形で使われる場合、これは「書き込まずに黙って閲覧していてくれ」という意味です。

それまでの話の流れを理解していなかったり、掲示板やコミュニティのルールを無視していたり、空気を呼んでいない利用者に対して使われます。「rom」の前に期間をつけて「半年romれ」などと強調して言う場合もあります。

また、インターネットの動画配信などで、コメントせずにただ放送を視聴することも同様に「romる」と言います。そして、そういう人たちが大勢いる場合、その集合体を「rom勢(ロムぜい)」と言います。

「romる(ロムる)」の用例

「romる」は主に「ROMる」と大文字で表記されます。

  • 基本ROM専だけど、いつも放送見てるよ
  • 書き込む前にROMれ
  • 自分で調べて半年ROMってろ
  • ROM用アカウントなのでフォロー不要です(ツイッターなどの閲覧専用アカウント)

「romる」の語源

もともと「romる」は、CD-ROM「ROM」=「Read Only Memory」から派生した言葉のようです。

NTTの用語解説によれば、「ROM」は「読み出し専用の記録装置」、つまり「ただ記録してある情報を読み出すだけで、自分で情報を保存することはできない」という意味の単語です。

この「記録を読むだけという意味が掲示板を読む(閲覧する)だけに転じ、そのような行為を指す動詞として「romる」となったと言われています。


人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ