エッジ(edge)意味
エッジ(edge)の主な意味には以下のようなものが挙げられます。
- 縁(ふち)・へり・端
- 刃・(刃の)鋭さ
- (言葉などの)激しさ
- 強味・優勢
「エッジの効いた~」の意味
「エッジ」の基本の意味を確認した所で、私たちが良く耳にする「エッジの効いた~」はどのような意味で使われているのかお気づきになりましたか?そうです。比喩的に使われていたのです。
この場合、鋭い・尖った・刺激的な感じや様子を「エッジの効いた~」と表現しているのです。
エッジ使用例
エッジという言葉を実際に使うとしたらどのような文になるのでしょうか。エッジを使った使用例を意味と共にいくつかご紹介するので是非参考にしてみてください。
- エッジの効いたデザイン:最先端のデザイン。もしくはメリハリのあるデザイン。
- エッジの効いた解説:切り口の鋭い解説
- エッジのある歌詞:切れ味のある歌詞
その他エッジの使われ方
エッジは私たちの日常生活の中だけで使われているのではなく、その他の場面でも使われることがあります。その中で代表的な例を取り上げてみました。
IT業界
- 基盤・カードなど、板状の部品・装置の端の部分。
- ネットワークエッジ(network edge)のことを単にエッジということもあります。
スポーツ
- スケート靴の滑り金具のリンクに接する縁部分。
- 卓球台 上面端部分・角
- スキー・スノーボード板の滑走面の両端側。またそれに取り付けられている金属。
ファッション
ファッション以外では通常、英語の「edge(名詞)」を元としたカタカナ語「エッジ」が使われますが、ファッションにおいては「edge」を形容詞化した「edgy(エッジィ)」が使われることがあります。
例えば「この洋服カッコいい!」と同じように、「この洋服エッジィ!」と表現するのです。「edgy」が持つ意味は以下の通りです。
- (縁・刃が)鋭い
- イライラした、トゲトゲした、神経質な
- 流行の先端
ネットスラング
前述の「edgy」は、英語圏ではネットスラングとして使用されます。日本でも、思春期に見られがちな挑発的な態度や、過度に他人との迎合を否定する様子などを指して「尖っている」と表現することがありますね。
ネットスラングとしての「edgy」はまさにそれで、精神的な幼さからくる言動を揶揄する目的で使用されます。
エッジを使った慣用句
エッジを使った慣用句もエッジという言葉と共に浸透しつつあります。中にはあまり聞き慣れない言葉もあるかもしれませんが、これを機にぜひ覚えていってください。
エッジコンピューティング
コンピューターネットワーク上で利用者に近い所にサーバーを置くことによって、負荷を分散させると共に低遅延化(ていちえんか)を図ること。
エッジボイス
声帯を閉じた状態で発声する方法。ボーカルフライと呼ばれることもあります。高音を出すボイストレーニングの一種だとも言われています。
エッジボール
卓球において、エッジ(卓球台の上面端部分・角)にボールが当たること。またその当たった球。正規の返球として認められていますが、相手側からしたらエッジボールを返すことは非常に難しく卓球の世界では「卑怯(ひきょう)」とみなされることも。