「イツメン」とは?
「イツメン」とは、「いつものメンバー」あるいは「いつもの面子(メンツ)」を省略した俗語・若者言葉で、「いつも一緒にいるほど仲のいい仲間」という意味を持つ言葉。「いつメン」と表記されることもあります。
「イツメン」の使い方
上記のとおりの意味なので、特別な使い方はされませんが、主に若い世代で気軽に使われる表現ですから、TPOには注意しましょう。
- 放課後はイツメンで集まってカラオケに行くのが定番になっている
- 卒業旅行は高校時代のイツメンと沖縄に行くことにした
「イツメン」の英語表現
「イツメン」を英語で表すと"usual face(members)"となります。"usual"は「いつもの、通例の」という意味の形容詞です。
また、より若者言葉らしくスラング表現を使うなら、"squad"が当てはまります。"squad"は「軍隊」「部隊」といった意味のほか、スポーツなどの「チーム」も表す単語です。
「〇〇メン」という言葉
「初メン」
「イツメン」と同様、若者言葉で「初メン」という場合は、「初めてのメンバー、面子」を指します。初顔合わせの相手と一緒に撮ったプリクラの落書きに書かれたりします。
「イクメン」
ルックスのいい男性を表す「イケメン」の語感から派生したのが「イクメン(育メン)」。「イツメン」や「初メン」とは違って、こちらの「メン」は男性の「MEN」です。
「イクメン」とは「子育てをする男性」のことです。厚生労働省が舵取りをし、2010年に発足した「イクメンプロジェクト」は、女性の負担を減らし、社会進出をサポートする試みとして注目を集めました。