「フレキシブル(flexible)」の意味
フレキシブル(flexible)は、「曲げる」という意味がある「flex」と「〇〇ができる」という意味がある「able」という単語が合わさった形容動詞であり以下のような意味があります。
- 「曲げやすい」
- 「素直」
- 「しなやか」
- 「融通が利く」
- 「適応ができる」
- 「弾力性がある」
フレキシブル(flexible)の使い方
フレキシブル(flexible)は上述の通り意味が多い言葉ではありますが、ビジネスシーンでは「融通が利く状態」や「柔軟であること」、「臨機応変なさま」を指す時に使われることが多いです。
- 状況は常に変化しているから一つの考えにこだわらずフレキシブルな思考を持つ
- マニュアル通りに動くことは大切だがフレキシブルで、その場面場面でベストな対応を心掛ける
- フレキシブルなアイディアを生むには机に向かってばかりではなく、外に出ることも重要だ
様々な業界で使われるフレキシブル(flexible)
フレキシブル(flexible)は行動や考え方を指す意味以外にも使われることがあります。
建設業界でのフレキシブル(flexible)
建設業界には「フレキシブルホース」や「フレキシブル配管」などがあります。これは自由に曲がるステンレス製のホースや配管のことで、使い勝手の良さから作業効率の上昇を望め、かつ建物の構造に上手く合った設置を可能にします。
音楽業界でのフレキシブル(flexible)
音楽業界にはフレキシブルアンサンブルという演奏方法があります。これはすでに決まっているパートや編成の枠にとらわれることなく、今ある楽器や人数によってマッチできるように、自由に組み合わせて演奏するスタイルのことを指します。
雑貨でのフレキシブル(flexible)
日常で使用する雑貨類にもフレキシブルという言葉は使われています。「フレキシブルライト」、「フレキシブルアーム」、「フレキシブルミラー」などがあり、どれも柔軟で曲げやすく扱いやすいものです。
働き方のフレキシブル(flexible)
近年、多様化するライフスタイルや価値観の変化から、労働環境にも様々な改善があります。中でも「フレキシブルタイム」という言葉は、みなさんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
これは「フレックスタイム制」という働き方で、自分で自由に働く時間を決めることができる時間帯のことを意味します。もう一つに「コアタイム」というものがあり、この時間だけは働いていなければいけない時間帯を意味しますが、絶対に設定するというわけではありません。
「フレキシブル(flexible)」の対義語
「フレキシブル」の対義語には「インフレキシブル(inflexible)」という言葉があります。堅くて曲がらない、頑固な、変更できないなどの意味があります。