「ミュート」の意味
カタカナ語としての「ミュート」には、大きく分けて以下の4つの意味があります。
- 「SNS上などで使用されているミュート機能」
- 「音を出さない」
- 「ビデオやテレビなどを消音にする」
- 「楽器の弱音器」
ミュート:SNS上のミュート機能
1つ目の「ミュート」は主にSNSで使用されている使用頻度の高い使い方です。ブロックやフォロー解除をすることなく特定のアカウントの発言をタイムライン上に表示させない機能の事です。主にツイッターで使われています。
「ミュート」の使い方を簡単に説明します。
- ミュートしたいツイートの下向き矢印をクリックする
- ミュートをクリックする
ミュート:音を出さない
2つ目の「ミュート」の使い方は日常やSNS上などで使用されているミュート機能で「音を出さない」と言うことです。比較的使用頻度が高い使い方ではないでしょうか。
例えば友人からの電話が掛かってきた時に、普段のお仕事のお話や趣味について話し合っているとします。その時にコップ一杯の水を飲みたくなったとしましょう。水を注ぐ音や水を飲む音が友人に聞こえてしまうと、失礼だと思う方もいらっしゃると思います。
そんなとき電話の「ミュート」機能を使うことで、相手の声は今まで通り聞こえているが、自分の声が相手には聞こえないという状態になります。
ボイスチャットもミュートが使える
またSゲーム友達や実際の友達とボイスチャットを楽しむ方もいらっしゃると思います。そんな時にも「ミュート」機能が使えます。
ボイスチャットで使用する最近のイヤホンマイクには、ほとんど「ミュート」機能がついており、お手洗いに行く時や一服したい時など、短時間その場から離れる時によく使われます。これが2つ目の「ミュート」の使い方です。
ミュート:ビデオやテレビなどを消音にする
3つ目の「ミュート」は「ビデオやテレビなどを消音にする」ことで、ビデオやテレビを観ている時に使います。
例えば、テレビを観ている時に自宅に電話が掛かってきたとします。受話器を上げた際、相手にはテレビの音声が聞こえているはずです。気のおけない相手ならともかく、上司からの大事な打ち合わせの用件であったりすれば大変失礼ですよね。
そんな時にビデオやテレビの「ミュート」機能を使うと、一瞬で無音になります。これだと音量ボタンを押し続けて、音量を「0」にする必要がないわけです。これが3つ目の「ミュート」の使い方です。
ミュート:楽器の弱音器
4つ目の「ミュート」である「楽器の弱音器」とは、楽器の音色の変化や音量の強弱をつけるための器具のことを言います。楽器といっても全種類ではなく、具体的には金楽器のトランペットや弦楽器のバイオリンなどです。
金楽器のトランペットであれば、ベル(音が出る先の部分)にひょうたん型のものが使用されています。弦楽器のバイオリンなどであればペダルが使用されます。
また、英語で「mute」イタリア語で「sordino」フランス語「sourdine」と呼ばれています。楽器が世界各国でも使われているように、「ミュート」も世界各国で使われているということがよく分かりますね。