「ウォーズマン理論」とは
「ウォーズマン理論」とは、漫画「キン肉マン」及び「キン肉マンII世」に登場したキャラクター「ウォーズマン」が、超人強度1000万パワーをほこるキャラクター「バッファローマン」を倒すために生み出した、超理論です。
この理論のもと「ウォーズマン」は、「バッファローマン」に攻撃を仕掛けますが、運悪く外れてしまい「バッファローマン」の角を片方おるだけに終わりました。
「ウォーズマン理論」概要
作中のバッファローマンは
と発言し、光の矢となり「バッファローマン」に攻撃をしかけました。
100万パワーの「ウォーズマン(ベアクロー片手)」が、両手にベアクローをつけることで200万パワーになります。次に、いつもの2倍の高さのジャンプをすることで、2倍の400万パワーに、さらにいつもの3倍の回転を加えることで1200万パワーになります。
数式にすると
(100+100)×2×3=1200
となります。
つまり、「ウォーズマン理論」とは超人強度100万パワーの「ウォーズマン」を超人強度1200万パワーにする理論なのです。
「ウォーズマン理論」の疑問
ウォーズマン理論には、疑問があります。ここでは、そのうちのいくつかを紹介します。
- なぜ、ベアクローを両手につけると「ウォーズマン」の超人強度が200万に上がるのか。
- なぜ、いつもの2倍もジャンプできるのか。
- なぜ、いつもの3倍回転をかけられるのか。
- 超人強度とは、本人の強さなのか技の強さなのか。
このように、疑問はつきません。このように「ウォーズマン理論」とは、あまりにもトンデモな理論となっています。
「キン肉マン」
「キン肉マン」とは、漫画家ゆでたまごによる日本の漫画および、それを原作とするアニメです。日本にすむ人を超越した存在である、超人のキン肉スグルが、仲間の正義超人とともに、立ちふさがる悪の超人と戦いを繰り広げるプロレス系格闘漫画です。ゆでたまごのデビュー作でもあり代表作です。
細かい設定にこだわるより、その場の展開で面白い方が良いという作者の考え方により、多くの矛盾点を持つ作品でもあります。そこもまた「キン肉マン」の魅力となっていて、作者自身も「ツッコミ所が多い方が、読者は親近感を持ってくれる」と語っています。
「ウォーズマン」とは
「ウォーズマン」は、機械と超人のハーフであるロボ超人です。旧ソ連出身で、黒ずくめの身体で機械のような素顔を隠すために普段はマスクをしています。無口で「コーホー」と呼吸音を発しています。超人強度は、100万パワー正義超人の中では高い数値です。当初は残虐なファイトを好む残虐超人でしたが、のちに正義超人となります。
必殺技は、「スクリュードライバー」と「パロスペシャル」です。
ゆで理論
「ウォーズマン理論」を筆頭とする「ゆで理論」と呼ばれるトンデモ理論は、いくつか存在します。代表的なものを、ここで紹介します。
- 物体は回転すると上昇する
- モノは重い方が早く落ちる
- ブラックホールはホワイトホールで破れる
- 物質は硬ければ硬いほど対衝撃力が強くなる
- ウォーズマン理論
これらの理論は現実では通用しません。「キン肉マン」世界でのみ通用する理論です。