「ジェッタシー」とは
「ジェッタシー」とは、テレビ東京のバラエティー番組「ゴットタン」の人気コーナー「芸人マジ歌選手権」の中で、お笑いコンビフットボールアワーの後藤輝基が作詞・作曲したオリジナルソングで、「ジェッタシー」とは「ジェットエクスタシー」の略です。
芸人マジ歌選手権とは
芸人マジ歌選手権とは、「歌に自信のある芸人が、審査員たちの口に含んだ牛乳を吹き出させることなく最後まで歌い切ることができるか?」という趣旨のコーナーです。
「ジェッタシー」はその中でフットボールアワー後藤がボーカルとギターを務めるバンド「GO TO THE ステーション」として登場し、演奏したオリジナル曲なのですが、最初の「ジェッタシー」の一言だけで審査員6人全員がこらえることができずに牛乳を吹き出してしまい、演奏に入る前に強制終了させられてしまいます。
「ジェッタシー」という曲
BLANKEY JET CITY の「Sea Side Jet City」をオマージュしたもので、歌詞はデリヘル嬢をイメージして作られているようです。2巡目は完奏できたものの、その歌詞についても司会のおぎやはぎに「ダセえ!」と突っ込まれてしまい、「嘘で固めたチェリービーンズ」というフレーズは審査員のダイヤモンド☆ユカイから「30年前の歌詞だよ」と言われてしまいます。
フットボールアワー後藤輝基とは
「ジェッタシー」の生みの親、後藤輝基とはどういう人物なのでしょうか?
- 後藤輝基
- 1974年6月6月18日(44歳)B型
- よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属
- 1999年相方である岩尾望とお笑いコンビ「フットボールアワー」結成
- ツッコミ担当
コンビとしては2003年「M-1グランプリ」優勝など輝かしい実績を残しつつ、ピンとしてもバラエティー番組の司会者として数多く出演しています。持ち味である「例えツッコミ」を武器に引っ張りだこの売れっ子芸人です。
「ジェッタシー」アレンジ
最初のたった一言で審査員たちが牛乳を吹き出してしまう「ジェッタシー」。今でもいろいろなバージョンでアレンジされています。
- アカペラver
- スウィングver
- ラップver
- ダンスver
- 大和魂verなど
どのバージョンも面白いですが、特にラップverでは自ら笑ってしまうほどです。この「ジェッタシー」アレンジverは今後も増えていきそうです。
「ジェッタシー」に続く名曲
名曲「ジェッタシー」に続き、次々と新曲が発表されています。曲名はそれぞれ「ヘブリカン」、「ダブリタン」、「マスタニー」です。どれも聞き慣れない言葉ばかりで、意味が分かりません。
後藤本人は審査員たちが牛乳を吹いてしまってまともに演奏できないことにより、「ジェッタシー」、「ヘブリカン」、「ダブリタン」、「マスタニー」はマジ歌選手権により殺された、と言っていますが、審査員たちからは「まともな歌が一つもない」などと言われています。
「ヘブリカン」
「ヘブンオブアメリカン」の略です。口笛に始まり、その後「OH! ヘブリカン」と叫びます。アメリカへの想いを込めた歌詞なのですが、たちまち司会のおぎやはぎ、既に牛乳を吹き出してしまった審査員たちから「ダセえ!」と連呼されてしまいます。
ダブリタン
「ダブルリターン」の略です。タンバリンから始まり、「ダブリタン!」と叫んだ後演奏が続きます。歌詞から「ダブルリターン」とは、「倍返し」のことだと分かります。他にも「ラブノミクス」(アベノミクス)、「無っしー、不無っしー、お・も・て・な・し」などの歌詞もあります。
流行に踊らされるなというメッセージを込めた歌詞のようですが、流行したワードを使って繋げた歌詞に審査員から「よくない」と非難されてしまいます。
マスタニー
「マスターオブセレモニー」の略です。歌詞は自身の出演しているバラエティー番組、番組ナレーション、そして曲の途中で「共通点肺呼吸だけやがな!」、「それ夜の海やったらイカ寄ってくるヤツやで!」と「例えツッコミ」などを盛り込んでいます。自らのことを自画自賛している曲です。