「すこ」の意味とは?使い方や例文を元ネタを含めてご紹介

皆さんは「すこ」という言葉を聞いたことがありますか?「すこ」は「好き」が変化したネットスラングです。「ほんとすこ(本当に好き)」のように使われ、若年層を中心に認知されています。今回は、「すこ」の意味や使い方、用例を、元ネタを含めてご紹介します。

目次

  1. 「すこ」とは
  2. 「すこ」の由来
  3. 「すこ」の使い方
  4. 「すこ」流行の考察
  5. 最後に

「すこ」とは

「すこ」とは「好き」という意味のネットスラングです。そもそもは「好き=suki」をローマ字入力で「suko=すこ」と打ち間違えたのが由来と言われています。パソコンのキーボードでは「i」のキーの隣に「o」がありますから、うっかり間違えてしまったのですね。

「すこ」の由来

では、「すこ」という言葉が生まれ、広まった経緯を追ってみましょう。

ニコニコ動画

「すこ」の発生は動画投稿サイト『ニコニコ動画』が元ではないかと言われています。『ニコニコ動画』では投稿された動画の画面内に視聴者のコメントが表示されます。2012年に、「好き」を「すこ」と誤入力した視聴者がおり、その語感の面白さから真似する人が続出したのが流行のきっかけとされています。

『ニコ動』にはいわゆる生放送があり、投稿した視聴者コメントもリアルタイムで反映されますから、あわてて書き込んだ結果タイピングミスが生じたのかもしれませんね。

2ちゃんねる

「ニコ動」で生まれた「すこ」という言葉をさらに広める要因になったのは、巨大匿名掲示板の「2ちゃんねる」(2017年より「5ちゃんねる」に改称)と言われています。「とうふ」さんというYoutuberについて、「ホントにすこだw」「とうふさんすこだw」のような書き込みがなされたことから、やがて他の事物についても「すこ」を用いるようになったのだと思われます。

タイピングミスから生まれ、面白がって模倣する人々が増えて定着するというのは、ネットスラングのひとつの典型です。

「すこ」の使い方

「すこ」は一般に次のような使い方をします。

 

  • この動画の投稿者さんの細やかな気配りすこ
  • 曲がローテンポからアップテンポに転調するとこホントすこ
  • こういう雰囲気すこ過ぎる
  • この人のことすこった(好きになった)わ

動画視聴中に、自分の気に入った場面などで用いることとが多いようです。基本的にネット用語ですから、日常会話で使う人はあまり見かけませんし、実際、耳ではまだ聞き慣れませんよね。

実際の用例

「すこ」流行の考察

やわらかい語感

本当は「好き」であるところを「すこ」というのはおかしなことですし、その違和感、響きの面白さというのが、「すこ」がウケた理由の第一にあるでしょう。

また、実際に声に出して「好き」と「すこ」を比較してみてください。「すこ」の方が柔らかい印象を受けませんか? 最後の口の形が「好き」は「い」、「すこ」は「お」で終わっているのが分かります。「お」の音のほうが柔らかい、優しい音ですよね。

現在日本の代名詞となっている「かわいい」という表現がありますが、若者にとってはこの音の柔らかさと語感が可愛らしさを感じさせるのかもしれません。

「断言」感がない

日本語にはあいまいな表現が多数存在します。そのためか日本人は断言すること、断定的な表現を避ける傾向にあります。例えば「(相手の言ったことに対して)そうだと思います」という言葉は一見賛同を表す断定的な表現に感じられますが、「(一般的には間違っているかもしれないが私自身は少なくとも)そうだと思います。」なんて捉えることもできますよね。英語なら「YES」の一言ではっきりわかります。

さて、皆さんには「好き」と断言できるものがいくつあるでしょうか。趣味、特技、音楽、タレントetc...自分がこれを好きと断言していいのだろうか、と考えてしまいませんか? そんな時に「すこ」は断定的な表現には聞こえず、「なんとなく好きかも」というニュアンスで使えます。なので多くの人が気軽に「すこ」を使うようになったのかもしれません。

最後に

「すこ」は基本的にネット上で使われるものなので、もしも日常会話で用いる際には親しい相手に限ったほうがいいでしょう。皆さんの好きなものを「すこ」を使って発信してみてはいかがでしょうか。ただし乱発にはご注意を。


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