「レイドボス」とは?意味や使い方をご紹介

「レイドボス」の意味をご存知でしょうか。多人数が協力して遊ぶタイプのオンラインゲームを楽しまれる方にとっては、お馴染みといえるコンテンツかもしれませんね。ここでは「レイドボス」の意味や使い方を、その特徴なども含めてご紹介します。

目次

  1. 「レイドボス」の意味
  2. 「レイドボス」という用語の使い方
  3. 「レイドボス」の特徴

「レイドボス」の意味

「レイドボス」とは、コンピューターゲーム用語のひとつで、「多人数のプレイヤーが参加するミッションバトルの、強力なボス(敵キャラクター)」のことです。

元々はMMORPG(大規模多人数参加型のオンラインRPG)の用語ですが、スマートフォンを使ったゲーム(いわゆる「ソーシャルゲーム」や「スマホゲー」)の発達・普及に伴い、RPGに限らず、オンラインゲームであれば幅広く使用される用語となっています。

「レイドボス」を倒すゲーム内の催しそのものは、「レイドミッション」「レイドバトル」「レイドイベント」、もしくは単純に「レイド」などと呼ばれます。

「レイド」とは?

「レイドボス」の「レイド」は英単語の「raid」に由来し、これは「急襲、襲撃」の意味です。軍事用語としては敵陣へ(勢いをもって)攻め入る戦術のことを言い、転じて、企業経営における「買収、乗っ取り」を意味することもあります。

ゲーム用語としては、オンラインゲームにおける「大規模なプレイヤーが同時に参加する形式のバトル(イベント)」のことを「raid」と呼びます。

レイド系イベントは、通常、普段とは異なるサーバーに専用のバトルフィールドが作られます。そのフィールドに、「戦う」というただひとつの目的を持った多数のプレイヤーが急襲していくさまが、「レイド」の命名の由来ではないかと考えられます。

「レイドボス」という用語の使い方

「レイドボス」という用語は、「オンラインゲームにおける大規模集団戦のボス」を意味する用語として、ゲーム愛好者の間で慣例的に使われています。

ゲームによっては「レイド」ならびに「レイドボス」といった用語を用いていない場合もあり、またその細かい仕様・システムはゲームごとに異なります。(※多くの「レイドボス」に共通する特徴は、後ほどご紹介します)

しかし、オンライン機器の普及などにより、大人数のプレイヤーが参加できるゲームにおいてレイド系ミッションが実装されるケースは増えており、ゲームの枠を超えて「レイドボス」という用語が使用される機会も増えています。

例文

  • このゲームでは、毎週土曜日、専用フィールドに特殊なレイドボスが出現する。今から参加が楽しみだ。
  • ゲーム内のフレンドから、「レイドボス一緒に攻略しよう!」と連絡がきた。
  • レイドボス攻略ミッションは報酬が美味しいので、上位者はみんなしっかり対策を講じている。
  • 初心者は、レイドボスに挑んでもあまり大きな報酬を得られないかもしれない。

「レイドボス」の特徴

多くの「レイドボス」に共通する特徴は以下の通りです。

  • (多数のプレイヤーの攻撃を耐えるための)非常に高い耐久力を持つ。最大人数が最大効率で攻撃し続けても、長時間耐えることができる。
  • 上記の理由により、原則としては打倒のために複数のプレイヤーの参加が必要。
  • 場合によっては、プレイヤー同士の連携(攻撃役、回復役の振り分けなど)が求められる場合もある。
  • 専用フィールドに出現する。プレイヤーが意図なく遭遇する、といったことは原則としてない。
  • 広範囲に及ぶ規格外の攻撃手段を持つ。
  • 通常のモンスターとは異なる特殊な外観(巨大であるなど)。
  • 「即死」や「行動妨害」といったスキルは原則通用せず、打倒にはダメージを与え続けるほかない。
  • レイドボスに挑める機会は限定的(臨時イベント、定期イベントなど)。打倒できないまま終わることも。
  • 報酬は参加プレイヤー全員に支払われる。貢献度に応じて報酬が上下することも。基本的には、参加したほうが得となるよう調整される。

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