「オルタナティブ」とは?意味や使い方をご紹介

みなさんは「オルタナティブ」という言葉をご存じでしょうか。「オルタナティブ」は英語の"alternative"からきている言葉ですが、日本でもカタカナ語としてよく使われています。今回はそんな「オルタナティブ」の詳しい意味や具体的な使い方をご紹介します。

目次

  1. 「オルタナティブ」とは?
  2. 「オルタナティブ」の使い方
  3. 「オルタナティブ○○」

「オルタナティブ」とは?

「オルタナティブティブ」は英語の"alternative"に由来するカタカナ語です。"alternative"の意味は「二者択一」、「もう一つの手段、代案」、「型にはまらない新しい」です。

英語の意味を聞いても漠然としていて、はっきり意味が捉えられないように感じられますが、カタカナ語の「オルタナティブ」は、「慣習的ではないやり方、考え方」といったニュアンスで使用されることが多いです。

より英語の発音に近い形で「オルタナティヴ」や「オルターナティブ」、「オルタネイティブ」というように表現されることがあります。

 

「オルタナティブ」の使い方

「オルタナティブ」は「オルタナティブな〜」という風に形容詞的に使用されたり、「オルタナティブ〇〇」の形で名詞として使用されることがあります。

以下に形容詞的な用法での例文を挙げます。「オルタナティブ○○」については次の項でご説明します。

【例文】

  • 結論に至る前にもう一度オルタナティブな考え方を模索する必要がある。
  • 今の我が社には、オルタナティブな戦略を打ち出せる人間がいない。
  • 近年、従来型でない、オルタナティブな働き方に注目が集まっている。
 

「オルタナティブ○○」

「オルタナティブ」は、後ろに名詞を伴って「今までにない、型にはまらない○○」という意味を表します。ここでは代表的な「オルタナティブロック」と「オルタナティブ教育」をご紹介します。

「オルタナティブロック」

「オルタナティブロック」とは「非商業的・アンダーグラウンド的ロック音楽」を指す言葉です。略して「オルタナ」ともいわれます。

1980年代初頭から使われだした言葉で、「商業主義に染まった既存のロックに対する代替物」という意味合いを持ちます。

代表的なアーティストには「ニルヴァーナ」、「パールジャム」などが挙げられます。

 

「オルタナティブ教育」

「オルタナティブ教育」とは、今までの価値観にとらわれない教育法のことです。「教育選択肢」「非伝統的な教育」とも言われます。

代表的なものに、シュタイナー教育やモンテッソーリ教育があります。日本における従来型の教育とは違った考え方によるもので、子どもの自主性を伸ばすと言われています。

また、ホームスクールやフリースクール、インターナショナルスクールも「オルタナティブ教育」とされることがあるようです。

 

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