「スクショ」とは
「スクショ」という文字を見て、何かの略語?とは検討が付くかと思います。「スクショ」とは「スクリーンショット」の略で、カメラを使わずPCやスマホの「画面」撮影を行うことです。「スクリーンキャプチャ」「画面キャプチャ」と同義です。
ビジネスシーンでは、複数のユーザーが画面遷移(がめんせんい/画面の切り替わり)の説明で画面を共有する際使われます。また、スマホでも、自分がプレイしたゲーム画面やドラマ・アニメの画像を撮影する方法としてや、LINEでのやり取りを友人に見せる際に、よく用いられます。
「スクショ」の仕方(静止画)ースマホの場合
それでは、まず、スマホのスクショの仕方を説明していきましょう。androidとiphoneで操作方法が異なりますので、別々にご紹介します。
androidの場合
端末の「電源」+「音量ダウン」ボタン同時押しで撮影出来ます。機種によっては、「端末の縁をなぞる」で撮影出来るものもあります。撮影した画像は、「アルバム」から確認・共有が可能です。
iphoneの場合
iPhoneの場合、8以前とX以降で操作が異なります。
■iPhone8以前
「電源」ボタンを押しながら「ホームボタン」を押します。これはipadやipodtouchでも同じです。
■iPhoneX以降
端末サイドの「電源」+「音量アップ」ボタン同時押し。ただしandroidと違い「同じタイミングで押す」のではなく、片方のボタンを押したままもう片方のボタンを押せば撮影が出来ます。
「スクショ」の仕方(静止画)ーPCの場合
Windowsの場合
Windowsは、「PrintScreen」を押す→画面全体が撮影されクリップボードに格納されます。また「Alt」+「PrintScreen」を同時押しで、特定の画面の撮影が可能です。一部ノートPCでは、「Fn」+「PrtSc」 、「Shift」+「PrtSc」、「Ctrl」+「PrtSc」で撮影する場合があります。また、クリップボードに格納されただけでは画像は保存されないため、OS付属の「ペイント」に「スクショ画像」を貼り付けてから保存します。
macOSの場合
macOSは、「Cmd」+「shift」+「3」キー同時押し→画面全体の撮影、「Cmd」+「shiftキ」+「4」同時押しで画面上指定範囲の撮影が出来ます。この後にスペースキーを押すと、撮影するウィンドウを個別に選択可能です。撮影された画像は一旦デスクトップに保存され、「Control」+「Cmd」+「shift」+「3」、「Control」+「Cmd」+「shift」+「4」で、撮影した画像はクリップボードに格納されます。
「動画スクショ」の仕方ースマホの場合
動画の場合は、OSのバージョンにもよりますが別ソフトを用意する必要があります。
androidの場合
androidは「AZスクリーンレコーダー」、「googlePlayゲーム」といったアプリを利用することで撮影可能です。
iphoneの場合
iPhoneはiOS11以降「コントロールセンター」から撮影が出来ます。撮影したい画面を開く→「コントロールセンター」を呼び出す→「録画開始」「録画停止」をタップするだけです。あらかじめ「コントロールセンター」→「コントロールをカスタマイズする」で、設定を行うと操作が楽です。iOS10以前はその機能が無い為、アプリを使っての撮影が主でした。
「動画スクショ」の仕方ーPCの場合
最新のWindows10には、ゲームモードという機能が備わっており、こちらを使えば簡単に撮影が可能です。「クリエイターズアップデート」済なら、「win」+「G」でツールバーが表示され、録画ボタンを押すだけです。また、動画スクショが撮れる無料ソフトも利用します。「スクリーンレコーダー」で検索してみましょう。
「スクショ」の注意点
最後に注意点ですが、画像の共有には著作権の観点から問題になる事があります。実際、ゲームソフト等によっては「スクショ」「画面キャプチャ」が出来ないようになっているものも存在します。くれぐれも保存した画像は正しい使いみちでご利用ください。