「api」とは?意味や使い方をご紹介

わたしたちの身の回りでは多くの略語や略称が使われています。「api(API)」もそのひとつですが、意味するところはこの言葉が使われる業界、シチュエーションによってさまざまです。今回は「api」の意味や使い方について解説します。

目次

  1. 「api」とは
  2. 1.IT用語の「API」
  3. 2.医薬用語の「API」
  4. 3.固有名詞の「API」

「api」とは

「api」<エーピーアイ>はさまざまな名詞、固有名詞の略称として用いられます。一般的によく使われるのは次の三つでしょう。

  1. 〔IT用語〕'Application Programming Interface'の略語
  2. 〔医薬用語〕'Active Pharmaceutical Ingredient'の略語
  3. 〔固有名詞〕'American Petroleum Institute'の略称

多くの場合、これらは「API」と大文字で書かれますので、以降、大文字で表記します。この記事では、上の三つについて、それぞれ解説します。

1.IT用語の「API」

IT用語の「API」は、'Application Programming Interface'の略称です。ここでの'interface'とは 境界面・接触面を指します。「API」は、アプリケーション(OSやソフトウェア)がほかのアプリケーションと情報をやり取りするための窓口のようなものです。

「WEBAPI」とは

「WEBAPI」<ウェブエーピーアイ>は、APIの一種で、WEBサービスの間を繋ぐAPIを指します。この言葉には馴染みがなくとも、「WEBAPI」は日頃からよく利用されているものです。

たとえば、TwitterとFacebookなど、異なるSNS同士を連携させて使うことができます。連携させていると、片方に投稿した場合、もう一方のSNSにも投稿が反映されます。これは、WEBAPIの働きに拠っています。

「API」の利点

【開発工数の削減】
ソフトウェアを開発する際、既存のプログラムの機能が利用できれば、自分たちで一から開発する手間が省けますね。既存のプログラムとAPIを介して連携することで、開発工数が削減することができるのです。

【安全性の向上】
会員登録システムなどを開発、運用する場合、自分たちでセキュリティのレベルが高いシステムを作るのは大変です。その場合、安全性の高いシステムを利用する方が簡単ですし、ユーザ側も安心して利用することができます。

「API」の使い方

  • このAPIはC++(プログラミング言語のひとつ)で記述されている。
  • Twitterが普及した要因の一つは、さまざまな機能を利用するためのAPIが用意されていたことにある。
  • Google Calendar APIは社内やグループで打ち合わせなどのスケジュールを共有るすこともできる。

2.医薬用語の「API」

医薬の世界で用いられている「API」とは、Active Pharmaceutical Ingredientを略した言葉です。日本語で言うと医薬品有効成分のことで、医薬品原薬とも呼ばれています。

「医薬品原薬」とは

「 医薬品原薬」は、医薬品の原料のことではありません。医薬品原薬は、原料をもとに、何段階かの化学反応を経て作られる有効成分のことです。有効成分はごく微量で効果を発揮します。

そのため、わたしたちが服用する製薬には有効成分のほかに、賦形剤(ふけいざい:有効成分の濃度を調整したり、製薬を取り扱いやすくするための成分)などで構成されているのです。

市販薬の場合は、外箱などに有効成分の名称と含有量が必ず表記されています。そこでは「API」という言葉は使われていませんが、「API」に相当するものは身近に確認することができるでしょう。

「API」の使い方

  • 製剤には複数のAPIが含まれることもある。
  • 後発医薬品は先発医薬品(新薬)と同じAPIを含んでいる。
  • ベンゾジアゼピンは抗不安薬などのAPIとして知られている。

3.固有名詞の「API」

「API」と略される固有名詞は多くありますが、ここでは米国石油協会American Petroleum Institute)について解説します。

米国石油協会は1919年に設立された、石油や天然ガスの業界団体です。ここが定めている石油関連の規格の総称は「API規格」と呼ばれています。日本においては、とくに、エンジンオイルのグレードを表す規格として知られています。

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