「御用達」とは?意味や使い方をご紹介

「御用達」と聞いて何を連想しますか?近年、品物を始め美容関係、場所など「○○御用達の~」と耳にすることがよくあります。はたして御用達とは本来どういう意味なのでしょうか。この記事では御用達の意味や使い方についてご紹介します。

目次

  1. 「御用達」とは?
  2. 「御用達」の使い方
  3. 「御用達」に関連すること
  4. 御用邸
  5. 「御用達」のまとめ

「御用達」とは?

何ともどっちつかずの解説となるのですが、読み方は「ごようたし」「ごようたつ」どちらの読み方でも間違えではありません。正しくは「ごようたつ」ですが、近年世間一般的なのは「ごようたし」です。又、あまり聞きませんが「ごようだち」と読んでも間違えではありません。

ごようたつの「御用」とは「用事・入用」の尊敬語で、宮中・官庁の用務。支配者・(資本家)の為に働くことです。ちなみに時代劇でよく聞く「御用だ!」は政府(おかみ)の命令で、人をつかまえるときに使われるフレーズですね。

そして、ごようたしの「達し」とは商人のことを指します。つまり御用達とは宮中・官庁の用品を納める商人のことを意味しています。

「御用達」の使い方

「御用達」とは英語で「purveyous」納入業者の意味や「supplier」供給者の意味で翻訳されます。昔の御用達は政府に品物を献上している為、商人のステータスでした。

近年では「有名人御用達の~」「セレブ御用達の~」等の表現で使われることが多く、○○御用達と明記されている店や品物に高級なイメージを浸透させています。芸能人の「~さん御用達」の表現では、その方の行きつけの店や愛着がある物とイメージしやすくなります。

本来の意味合いで使用する場合は、皇室の利用に預かれば「皇室御用達」と明記することができ、国の指名した発注業者や入札指名業者など、国の基準を満たしていれば「宮内庁御用達」と明記することができます。

「御用達」に関連すること

御用聞き

「御用聞き」という言葉を耳にしたことはないでしょうか。「御用聞き」とは得意先の注文を聞いて回る(店員)のことで、いわゆる訪問販売のことを言います。江戸時代では銭形平治の職業である「おかっぴき」も町奉行の同心の手下として働き、あちこち聞き込みなどをしていたため御用聞きにあたります。

「サザエさん」の登場人物「三河谷でーす!」でお馴染みの酒屋のサブちゃんも御用聞きになります。

御用納め

意味は官庁でその年の事務をおわりにすることを言います。類義語の仕事納めは、民間企業で一年を締めくくる年末の日に用いられます。

官庁では12月29日~1月3日までを年末年始の休日と法律で定められています。土、日、祝日でなければ御用納めは12月28日となり、1月4日が御用始めとなります。土、日、祝日にかかる場合は御用納めはその前日となり、御用始めはその翌日となります。

御用邸

意味は皇室の別邸(べってい)のことを言います。御用邸は3か所存在し、天皇や皇族が私用しています。その中でも大正15年から存在する那須御用邸がある地域では、御用邸チーズクッキーやチーズケーキなどとネーミングされたお菓子が美味しいと話題になっています。

海外の王室でも御用達があり、イギリス王室(Royalwarrant)とベルギー王室は国が許可すれば御用達と認められます。日本でも購入できる商品が多数あります。

「御用達」のまとめ

「御用達」という言葉についてこれまで紹介してきましたが、ご参考になりましたでしょうか。本来の意味はもとより、高級感や特別な人の愛用を匂わすニュアンスで御用達を使用することが多くなってきました。御用達に触れることで格別な感覚を手にすることができるのでしょう。


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