「キョロ充」とは?意味や使い方をご紹介

みなさんは「キョロ充」という言葉を聞いたことがありますか?あの丸いチョコレート菓子のマスコットキャラクターではなく、いま大学生を中心として広まっている若者言葉なのです。ここでは、「キョロ充」の意味や使い方をご紹介します。

目次

  1. 「キョロ充」とは
  2. 各グループの特徴
  3. 「キョロ充」の使い方
  4. モラトリアム人間

「キョロ充」とは

「キョロ充」とは、常にキョロキョロと周囲の様子をうかがっている人のことです。大学生に多くみられ、単独行動を苦手としているなどの特徴があります。充実した日々を送っている人たちを「リア充」、人づき合いを嫌い一人を好む人たちを「ぼっち」と呼ぶことがありますが、いずれにも属さず「リア充」になりたがっている人たちを「キョロ充」といいます。おもに大学生を中心とした若者の間で広まっている言葉です。

各グループの特徴

「キョロ充」をわかりやすく理解するために、「リア充」「ぼっち」「キョロ充」の3つのグループに分けて、それぞれの特徴を比較してみます。

「リア充」の特徴

「リア充」とは本来、「恋人がいて、現実(リアル)生活が充実している人」を指したネットスラングでしたが、最近では「日々の生活が充実している人」という意味でも用いられるようになっています。特徴としては、「友達が多い」「恋人がいる」「趣味がある」「仕事もプライベートも充実している」などが挙げられます。

学校生活ではクラスの人気者であることが多く、さわやかであったり、率先してイベントを盛り上げたりします。コミュニケーションが得意でアルバイト先でも人気があり、休日には友人たちとバーベキューやスノーボードをしたりと行動的な印象を持たれています。

「ぼっち」の特徴

「ぼっち」とは、「あまり人づき合いをせず、一人を好む人」のことです。学校や職場で必要最低限のコミュニケーションはとりますが、プライベートでは誰とも会わず、家から出ないことも多いようです。一時話題にもなった「ぼっち飯」という言葉があるように、食事も一人でとります。

このタイプは、「人づき合い自体を嫌う人」と「人づき合いは嫌いじゃないけれど一人が好きな人」「本当は人と関わりたいが、人づき合いが苦手で仕方なく一人になっている人」に大きく分けることができます。「自主的なぼっち」か「受身的なぼっち」かという違いはありますが、便宜上はまとめて「ぼっち」とされています。

「キョロ充」の特徴

「キョロ充」は、「リア充」や「ぼっち」のいずれにも属さず、「リア充」にあこがれている人のことです。「リア充」には一部生まれつきの要素が備わっています。たとえば、「容姿」「性格」「声色」などは、生まれつきのものであり後から変更することは難しいでしょう。それらの要素がキッカケとなり、人から注目され、自信がつき、人気を得られるのです。

「キョロ充」は、髪型を格好良くしたり、容姿を整えたり、明るく振舞ってみたりと、「リア充」に近づこうと努力しています。しかし、幼少の頃から人気を培ってきた「リア充」には、一朝一夕の努力では追いつけません。そのため、「キョロ充」は常に不安を抱いています。「自分は充実しているように周囲から見えるだろうか」とか「不自然な振舞いになっていないだろうか」とか、いつも周囲を気にしているのです。

「リア充」たちと一緒の空間に身を置きながらも、心から楽しめない。どこか不安を抱えている。「キョロ充」はそんな特徴を持っています。また人間観察に優れた人は「あの人はキョロ充だな」と見抜くことができるようです。

「キョロ充」の使い方

「キョロ充」に対しては、「どこか空回りしている」「本来の自分を隠している」「必死過ぎて痛々しい」といった否定的な意見がよく聞かれます。したがって、蔑みの意味を込めてあいつキョロ充だなリア充になれないキョロ充といった使い方をします。

モラトリアム人間

大学生は子供でも大人でもない期間、いわゆる「モラトリアム期間」であるといわれます。自我がまだ不完全な彼らは、自分の在り方を認識したり、社会での処世術を得たりして、大人になる準備をしているのです。そのなかで、自分がなりたい人の仕草や行動を真似することがあれば、逆に、斜に構えて何かを批判したがることもあります。そう考えると、「キョロ充」はもちろん、「キョロ充」を批判する若者も、モラトリアム人間の代表格であるといえるでしょう。


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