「カンスト」とは?意味や使い方をご紹介

「カンスト」はゲームをしている人に馴染みの深い言葉です。今では普段の会話でも使われますが、もともとは和製英語を略したものです。正確な意味を知らずに使っている人もいるのではないでしょうか。この機会に「カンスト」の意味や使い方、NG例などを確認しておきましょう。

目次

  1. 「カンスト」の意味
  2. 「カンスト」の使い方
  3. 「カンスト」の類義語
  4. 「カンスト」のNG例
  5. 違う意味の「カンスト」

「カンスト」の意味

「カンスト」は主にゲーム内で使われる用語です。「カウンターストップ(counter-stop)」、あるいは「カウントストップ(count-stop)」を略して「カンスト」と呼ばれます。

意味は「数値が上限に達し、それ以上数えられなくなること」を指します。ここまでは「カウンターストップ」の語感から何となく予想できると思いますが、これをどうゲームに当てはまるかがミソです。

「カンスト」はゲーム内のレベル・スコア・プレイ時間・所持金など数値を上げていくタイプの箇所のほぼすべてで使うことができます。ゲームの種類によって微妙に意味が変わってくるので、次項で確認しましょう。

ちなみに「カウンターストップ」あるいは「カウントストップ」は英語でなく、日本語に当てはめて作られた和製英語ですので注意しましょう。

「カンスト」の使い方

ゲームの種類別に「カンスト」の使い方を説明します。

高得点や高スコアを狙うタイプのゲームでは、点数の上限に達することを指します。ここでは9999999点などの表記がなされ、ゲームの設定上これ以上の数値アップが望めなくなります。

✔ほとんどのRPGでゴールド(G)などのゲーム内で使えるお金を集められるようになっていますが、これに関しても「カンスト」が使われます。

✔戦闘ゲームや育成ゲームなど、キャラクターを育てるタイプのゲームでは、キャラクターごとあるいは能力ごとに設定されたレベルの上限値に達することを指します。例えば攻撃力、守備力、機動力などがあり、ゲームによって多様に展開されています。

自分のレベルを上げていくゲームでも「カンスト」が使われることがあります。ただし、ここでの「カンスト」はゲームクリアを意味し、これ以上のレベルアップが望めなくなるのでゲームを続ける意味がなくなります。そのため、ほとんどのゲームでは長くプレイしてもらうために上限値が撤廃されています。

プレイ時間にも上限があれば「カンスト」が使われます。この場合も999時間のような表記になります。

「カンスト」の類義語

「カンスト」と似た意味の言葉に「レベマ」があります。これもゲーム内で使われる用語で、「レベルマックス(Level-max)」の略です。「レベマ」は「キャラクターのレベルをマックス(上限値)まで上げること」を意味します。

「カンスト」との違いは使用できる範囲にあります。「カンスト」はゲーム内のレベル・スコア・プレイ時間・所持金などが上限値に達したときに使うことができます。対して、「レベマ」はキャラクター等のレベルの上限値にのみ適用される点で、やや限定的だといえます。

「カンスト」のNG例

ここで「カンスト」に使用NG例を確認しておきましょう。「カンスト」は数値を上げていくタイプの箇所のほぼすべてで使うことができると述べましたが、その中でももちろん例外はあります。

上限値がランダムに変わる場合 ・数値自体がランダムな場合

この場合は例え上限値に達したとしても、また変わることがあるので「カンスト」とは言えません。
 

上限値を突破することが前提になっている場合

上限値が低すぎるゲームでは、上限値を伸ばすアイテムなどを用いて上限値を上げていくことが前提になっていることがあります。この場合は初期設定の上限値に達しても「カンスト」と言えないことがあります。

違う意味の「カンスト」

「カンスト」と調べると「艦スト」という言葉が出てくることがあります。これは全く別の意味です。「艦スト」は『戦艦ストライク』というゲームの愛称です。軍艦を好きなようにカスタマイズ・育成して自分だけの軍艦を作り、幾多のバトルに臨むシミュレーションゲームです。2018年6月20日をもって配信サービスが終了してしまっていますが、多くのファンに愛されていたゲームのようです。

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