「リトルモンスター」とは?意味や使い方をご紹介

「リトルモンスター」という言葉をご存知でしょうか。「小さな怪物」を意味するこの言葉は、店舗や商品の名称としても利用されている一方、世界的な歌手である「レディー・ガガ」との関連語としても知られています。この記事では「リトルモンスター」について紹介しています。

目次

  1. 「リトルモンスター」とは
  2. 「リトルモンスター」=レディー・ガガのファン
  3. 用例
  4. あいまいさ回避

「リトルモンスター」とは

「リトルモンスター」は、英語の"Little Monster"に由来するカタカナ語(外来語)です。直訳すると「小さな怪物」という意味になりますが、簡単な英単語で構成されていることもあってか、訳さずにカタカナ語として使われています。

「リトルモンスター」=レディー・ガガのファン

「レディー・ガガ(Lady Gaga)」はアメリカ合衆国出身の女性歌手であり、2018年には映画『アリー/スター誕生』で主演しアカデミー主演女優賞にノミネートされるなど、マルチな活躍で知られるアーティストです。

「リトルモンスター」は彼女と関わりのある言葉として知られています。

レディー・ガガとは

レディー・ガガ(本名:ステファニー・ジョアン・アンジェリーナ・ジャーマノッタ)は抜群の歌唱力に加え、奇抜なセンスや、見る者の目を奪わずにはいないファッションで知られる現代のポップスターです。

一方で、裕福なイタリア系の家庭に産まれながら学生時代にはひどいいじめにあったり、一時期は薬物依存に陥ったり、下積み時代にはストリップダンサーとして生計を立てていたこともあるなど、苦労を重ねてきた人でもあります。

そうした辛い経験も手伝ってか、現在ではいじめの撲滅や、エイズ、貧困問題への支援、そして東日本大震災を含めた世界中の大災害の被災者に対して支援を行うなど、社会活動にも力を入れています。

また本人もバイセクシャルを公言していますが、LGBT活動への理解も深く、そうした活動やコミュニティにおいてはアイコン的な存在となっています。

レディー・ガガとリトルモンスター

ここで言う「リトルモンスター」は「レディー・ガガのファン」を意味しています。ファン同士の愛称のようなものと考えれば、ジャニーズ事務所のアイドルグループ「NEWS」のファンを「チャンカパーナ(パーナさん)」と呼ぶのと類似したケースと言えるでしょう。

「リトルモンスター」はまた、レディー・ガガが公認している愛称でもあります。ガガは自身のことを「マザーモンスター(Mother Monster)」と呼び、ファンに対しても、例えば「(日本の)リトルモンスターたち」といったように呼びかけることで知られています。

さらにはガガは、2012年より「リトルモンスターズ(http://littlemonsters.com)」という自身のSNSを運営していることからも、この名称に対して深い愛着を持っていることが伺えるでしょう。

Little Monsters(公式サイト英語版)

用例

  • レディー・ガガに対してなんの興味も持っていなかったはずなのに、いつの間にかリトルモンスターになってしまっていた。
  • 『アリー/スター誕生』を観て、リトルモンスターになったという人は少なくないだろう。
  • リトルモンスターとマザーモンスターの関係性は、その名の通り家族みたいなものなんだ。

あいまいさ回避

「リトルモンスター」のその他いくつかの用例について、簡単に紹介しましょう。

  • 店舗の名称:リトルモンスターはお店の名前としてよく使われています。音楽スタジオやステーキハウス、セレクトショップなどがあるようです。
  • 商品の名前:2012年頃、スポーツ用品メーカーのアシックスが製造していた野球用トレーニングシューズに同様の名称のものがありました。
  • 競走馬の名前:リトルモンスターはまた競走馬の名前でもあります。該当の馬は2016年3月7日生まれの鹿毛の牝馬で、2019年8月末時点(3歳・現役)での通算成績は9戦1勝となっています。
  • リトルグリーモンスター:「Little Glee Monster」は日本のガールズボーカルグループです。「グリー」とは合唱(団)のことであり、グリーサークルを舞台にした同名のドラマは日本でも一時期話題になりました。

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