「レガシー」とは?意味や使い方をご紹介

東京オリンピックの開催が決まり、よく耳にするようになった「オリンピックレガシー」という言葉。オリンピックが終わっても遺産として次の世代に残せるような建設をするという考えのことです。では「レガシー」とは一体なんなのか。意味や使い方をご紹介します。

目次

  1. 「レガシー」とは?
  2. 「レガシー」の原語「legacy」
  3. 「レガシー」:意味
  4. そのほかの「レガシー」

「レガシー」とは?

「レガシー」とは英単語の「legacy」をカタカナ読みしたものです。「legacy」の主な意味は「財産としての遺産」「過去から受け継いだもの」です。「レガシィ」とも表記されます。

名詞などに付いて複合語として使われることもあり、IT業界、航空の分野などではよく使われる言葉です。

また「レガシィ」は、スバル社が販売している車種の名前として大変有名です。カタカナ語としての意味は「遺産・遺物・受け継いだもの・時代遅れの」ですが、それほど普及はしていませんから、「レガシィ」と聞いて真っ先に車を思い浮かべる人も、少なくないのではないでしょうか。

「レガシー」の原語「legacy」

「legacy」は本来、「亡くなった人の遺した財産」を意味する語ですが、転じて「先人から受け継ぐ」という意味でも使われます。

遺言書に残されているようなお金や家などの相続財産のみならず、先祖や過去から受け継いだ遺物や伝承物も「legacy」には含まれます。

その語源は、古代ローマ帝国の共通語であるラテン語で、「委任する」を意味する語です。「委任」はある事柄を他者にまかせることですから、「託す」という意味で「legacy」につながっていますね。

使い方

  • He came into a legacy.(彼は遺産を相続した。)
  • This watch is a legacy from my father.(この時計は死んだ父の形見だ。)
  • a legacy of hatred(祖先伝来の恨み)

「レガシー」:意味

「レガシー」:後世への遺産

一方カタカナ語の「レガシー」は、お金などの財産としての遺産ではなく、「抽象的な遺産」「受け継ぐもの」という意味で主に使われます。政治やスポーツなどの業績が残るような分野で使われることの多い言葉です。

例えば、未来の遺産となるような業績を作ることを「レガシーを残す」「レガシーを創出する」などと表現します。「後世に良き遺産を残そう」という想いで使われることが多い言葉です。

「レガシー」:時代遅れ、従来型

IT用語、航空の分野などに使われる「レガシー」は「過去から受け継がれたもの」という意で、「時代遅れの」「従来型の」という意味を持ちます。「負の遺産」としたニュアンスでも使われます。

たとえばコンピューターの分野でよく使われる「レガシーシステム」とは、時代遅れの古くなったシステムや技術のことをいいます。そのシステムを持つデバイスのことを「レガシーデバイス」といい、新しいシステムに乗り換えることを「レガシーマイグレーション」といいます。

航空の分野では、過去から受け継いだ経営を圧迫するような要因になる費用のことを「レガシーコスト」といいます。また、格安航空会社の「LCC」と区別して、昔からあるフルサービスを提供する大手航空会社のことを「レガシーキャリア」と呼びます。

そのほかの「レガシー」

レガシィ:車種名

先述のとおり、レガシィ(LEGACY)は自動車メーカーのSUBARU(スバル)が生産・販売する乗用車で、看板車種の一つです。

1980年代の倒産危機から当時の富士重工を救った車両で、「レガシィ」という車名には、「この車が売れなければ終わりだ」という想いが込められているそうです。

レガシー:入学制度

アメリカのハーバード大学などのアイビーリーグ(名門大学8校の総称)の大学や、一流の私立大学では「レガシー」という制度があります。

「レガシーアドミッション」ともいいますが、これは、卒業生の親族・子孫が優先的に入学できるシステムのことです。


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