「ファンサ」とは?意味や使い方をご紹介

「ファンサ」とは「ファンサービス」の略語で、ファンに喜んでもらうために行う行為の総称です。ファンにサインをする、ファンと握手をする、アンコールに応えるなど、ファンサの内容はさまざまです。「ファンサ」の意味や使い方をご紹介します。

目次

  1. 「ファンサ」とは?
  2. 「ファンサ」:使い方
  3. 「ファンサ」:内容
  4. 英語の「ファンサ」
  5. そのほかのファンサ

「ファンサ」とは?

「ファンサ」は「ファンサービス」の略語です。「ファンにサービスをする」ことを「ファンサをする」といいます。

「ファンサービス」とは?

「ファンサービス」とは、芸能人やスポーツ選手がファンを喜ばせるために行う行為の総称です。語源自体は「fan」と「service」という二つの英単語ですが、「ファンサービス」は和製英語です。

和製英語とは「日本で英単語をもとに英語らしく作った語」のことなので、当然英語圏では通じません。

「ファンサ」:使い方

  • ファンに喜んでもらうためにファンサを積極的に行った。
  • ファンサの一環として、球団が選手の写真入りのプレゼントを配布した。
  • 明石家さんまはファンサが良い芸能人として有名だ。
  • アイドルからのファンサをもらうために「ピースして」などが描かれているうちわのことを「ファンサうちわ」と呼ぶ。

「ファンサ」:内容

「ファンサ」の内容としては、ファンが喜ぶような行為が一般的です。握手やサインなどが代表的ですが、その他にも一緒に写真を撮ったり、イベントで直接交流したりとその内容はさまざまです。

アーティストのライブでは、観客に向けて舞台上から手を振ったり、投げキッスをするなどのファンサが代表的です。アーティストの使っているタオルを投げたりすることもあります。

作品内でのファンサ

映画やドラマ・アニメなどの映像作品、ゲームや漫画などにおいてもファンサと呼ばれるものがあります。サービスカット・サービスシーンとも呼ばれますが、ファンを喜ばせるための映像のことです。

例えば、映画の最後に入っている主演俳優のコメントや、お色気シーンなどもファンサとして挿入されます。

水着ショットや女優の入浴シーンなどもこれに当たります。水戸黄門の由美かおるの入浴シーンは有名ですよね。

英語の「ファンサ」

「ファンサ」が和製英語であるということは先述しましたが、この「ファンサ」を英語で言い表そうとする場合は、はっきりと直訳する言葉がありません。

日本のファンサは色々な行為を総称してそう呼びますが、英語の場合は行為を具体的に表す言葉が多いです。

ファンサの英語表現

ファンサに近い意味で使われるのは、「meet and greet」です。「meet」は会う、「greet」は挨拶をするという意味の英語で、組み合わせると「会って挨拶をする」という意味になります。

また、「He sighed his autograph for a fan.(彼はファンのためにサインをした。)」のように、サービス内容を具体的に表現することも多々あります。

そのほかのファンサ

「ファンサ」とはクリエイターユニットである、HoneyWorksの作った楽曲です。HoneyWorks(通称:ハニワ)は、動画投稿サイトで活動するユニットで、関連動画総再生回数は5億回を超えます。

本ユニットはコンピューターでの音声合成技術であるVOCALOID(ボーカロイド)を用いてオリジナル曲を製作しています。

「ファンサ」は告白実行委員会という楽曲シリーズの中での一曲です。成海萌奈役 (声優: 夏川椎菜)によって歌われています。

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