「割れ」の意味
「割れ」の意味
「割れ」とはネットスラングのひとつで、不正な手段を用いて市販のソフトウェアや商品などを複製・配布・販売・使用することを言います。
またそのような不正商品を入手したり所有している人のことを「割れ厨」と呼びます。言うまでもなく「割れ」は違法行為なので、絶対に手を出してはいけません。
「割れ」に対する批判
インターネット上でも「割れ」や「割れ厨」に対する厳しい監視の目が行き届いており、「割れ」に手を付けたことが判明した人物は、例外なく痛烈な批判を浴びています。
これまで多くのネット配信者やゲーム実況者が「割れ」発覚により活動休止・自粛に追い込まれています。なかには活動を再開する実況者もいますが、「割れに手を出した」という汚名は、一生消えることはありません。
「割れ」の使い方
「割れ」という言葉を使う際は、ネットスラングが通じる相手かどうかを見極めたうえで使用しましょう。ネット文化に馴染みの薄い人の場合、「割れ」という言葉を聞くと「物に切れ目が入る・砕ける」という意味の「割れる」を想像するため、意図が伝わりません。
「割れ」を使った会話例
(A)
あのユーチューバー、割れがバレて活動自粛だってさ。
(B)
割れに手を出すなんて最低だな。
「割れ」の由来
「割れ」の元ネタは、違法コピーされたソフトウェアを意味する海外のネットスラング「Warez(ワレズ)」です。「Warez」を「ワレズ」とカタカタ読みし、さらに短縮して漢字を当てはめて「割れ」と呼ぶようになりました。
なお元ネタになった「Warez」は「Softwares(ソフトウェア)」を略し、複数形のsをzに置き換えてつくられた表現です。つまり一連の流れをまとめると「Softwares⇒Warez⇒ワレズ⇒割れ」ということになります。