「ハンドスピナー」とは?意味や使い方をご紹介

日本でも一斉を風靡した「ハンドスピナー」を手に取ったことはありますか?使い方はシンプルで、くるくると回すだけ。でも、回るのを眺めたり、技に挑戦したりとハマってしまう人も多いそうですよ。こちらの記事では「ハンドスピナー」の意味や使い方について解説します。

目次

  1. ハンドスピナーとは?
  2. ハンドスピナーを使った例文
  3. ハンドスピナーの効果
  4. ハンドスピナーの遊び方

ハンドスピナーとは?

ハンドスピナーとは回転させて遊ぶという、ただそれだけのオモチャです。デザインは色々なものがありますが、手裏剣のような形のものが多く、中心部を指先で挟んで羽をはじくと、軽い力だけでスーッと回転し続けます。

モーターなどは付いておらず、手の力だけで回しますが、ボールペアリングという仕組みで摩擦を減らすことによって、長い時間回るようになっています。

 ハンドスピナーは海外ではFidget Spinner (フィジェットスピナー)と呼ばれており、海外での爆発的な流行を経て日本にやってきました。fidgetは英語で、手足を小刻みに動かす、そわそわする、貧乏ゆすりをするという意味があります。

きっかけ

ハンドスピナーの原型を考案したのは、アメリカ在住のエンジニアの女性です。重症筋無力症になった彼女が、力をそれほど使わなくても娘さんと遊べるようにと考えられたオモチャが、このハンドスピナーでした。特許が切れたタイミングで各メーカーが販売を開始し、全米で大流行したと言われています。

海外では学校で授業中にも遊ぶ生徒が増えすぎたため、一部の学校では持ち込みが規制されたケースもあるほどです。

値段

気になるお値段ですが、ハンドスピナーの種類によっても異なります。安いものだと100〜300円程度から手に入り、金属製のものだと4000〜5000円のものもあります。ネットショップはもちろん、雑貨屋、おもちゃ屋でよく見かけられます。

一般的に金属製の高価なものほど、回転が滑らかで回転時間が長くなるなど、作りに工夫が見られるものが多いです。世の中には10万円以上のスピナーも販売されています。ここまでくると、オモチャの域をはるかに超えているといえるでしょう。

ハンドスピナーを使った例文

  • ハンドスピナーを学校に持って行ったら没収されてしまった。
  • 青色のハンドスピナーが欲しい。
  • このハンドスピナーは最長6分回る。
  • ハンドスピナーの魅力はただただ回るだけということだ。

ハンドスピナーの効果

ハンドスピナーの効果は科学的には証明されていませんが、次のような効果があると言われています。

  • ストレス解消:手持ち無沙汰を解消でき、安心感を得られる。
  • 集中力向上:一点を見ることで集中力が高まるため、ハンドスピナーの回転を見ることで集中力アップにつながる。
  • 鎮静効果:回転を見ることで心が落ち着くため、自閉症、多動性ADHD、老人への精神的安らぎが期待できる。

ハンドスピナーの遊び方

ハンドスピナーの遊び方の第一歩は「ただ回すこと」で、正式な遊び方にもそう紹介されています。慣れてくると、回転の長さを競い合ったり、独自の技を編み出すという遊び方もあります。

ハンドスピナーの技

ハンドスピナーにはコマやペン回しのように多くの技が存在し、ハンドスピナーを空中に投げたり、乗せている指を入れ替えるなどの高度なテクニックもあります。

【片手スピン】
親指と人差し指でハンドスピナーを挟み、中指で羽をはじいて回すという基本的な技。片手だけでやるのがポイントです。

【コンバーチブル】
中指に乗せたハンドスピナーを親指で挟み、回転し始めたら親指を離して中指の上で回す技。バスケットボールなどを指の上で回すのと同じような感覚です。

【スイッチアップ】
親指と中指で挟んで回転させたハンドスピナーを、逆の手の親指と中指でキャッチする技。

【ツイスト】
コンバーチブルから肘をひねって一回転させる技です。

【トスバック】
ペアになり、お互いのハンドスピナーを投げ合ってキャッチする技です。

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