「マイルドヤンキー」とは?意味や特徴をご紹介

みなさんはマイルドヤンキーという言葉を聞いたことがありますか?マイルドとつくと、いわゆるヤンキーと一般人の中間のようなイメージをしがちですが、実はさまざまな特徴があるのです。ここでは「マイルドヤンキー」の意味や特徴をご紹介します。

目次

  1. 「マイルドヤンキー」とは?
  2. 「マイルドヤンキー」の定義
  3. それ以外の特徴(ミニバンが好き等)
  4. マイルドさが現在の主流!

「マイルドヤンキー」とは?

マイルドヤンキーとは、マーケティングアナリストの原田曜平によって2014年に定義された概念です。また同年には流行語大賞にもノミネートされました。マイルドヤンキーの定義は、「地元に根差し、仲間意識が強く、上昇志向が低い若者」とされています。これだけ聞くと、いわゆるヤンキーと何が違うの?と思われるかもしれません。

大きな違いは、「反社会的な行動をするかしないか」です。マイルドヤンキーは基本的に大人しいため、事件を起こすことは少なく、一般人とあまり変わりません。以下にマイルドヤンキーの特徴を挙げてみましょう。

「マイルドヤンキー」の定義

マイルドヤンキーの特徴はいくつかありますが、ここでは、定義と言われる3つをご紹介します。

①地元が好き

マイルドヤンキーの主な行動範囲は半径5キロ圏内といわれており、近所のショッピングモールによく出没します。地方では遊ぶ場所が少ないこと、買い物もできて娯楽もあることが人気の理由でしょう。また、マイルドヤンキーは地元で就職し地元で消費活動をしていることが多く、経済的にも大きな役割を担っています。

②仲間意識が強い

マイルドヤンキーは孤独を感じやすく、常に仲間とともにいたいという心理があります。集団ではにぎやかに振舞いますが、一人になると大人しく内向的な側面が現れます。職場や学校では明るい人という印象があっても、自宅では正反対ということも少なくありません。また、友達や身内に助けを求められると断れないという一面もあります。

③上昇志向が低い

マイルドヤンキーは「県外に出てまでやりたいこと」と「県外での生活の大変さ」を天秤にかけたとき「やりたいことを妥協して生活の気楽さを選ぶ」傾向があります。なぜなら家賃や生活費、新たな人間関係、トラブルがあれば全て自分の力で解決しなければならないからです。

これが上昇志向の低さの現れであり、彼らには「ビッグにはなりたいけれど苦労はしたくない」という心理が働いていると考えられます。マイルドヤンキーが地元から出ないのは、上昇志向が低いことも関係しています。地元を離れ県外で暮らすのはそれなりの意志がないと難しいものです。

それ以外の特徴(ミニバンが好き等)

これら以外にもマイルドヤンキーの特徴はたくさんあり、そのなかでも顕著なのが彼らの選ぶ車です。マイルドヤンキーはミニバンを好みます。ミニバンはたくさんの人数が乗れるので仲間と行動しやすく、車体も大きいので存在感を与えられるためでしょう。

自動車メーカー各社もマイルドヤンキーをターゲットとした車種を用意したり、フロントグリルやヘッドライトを若者にウケるようにデザインしたりとさまざまな試みがみられます。とある自動車メーカーはマイルドヤンキーに向けた営業マニュアルまで作成しており、彼らの市場の大きさがうかがい知れます。

マイルドさが現在の主流!

一昔前には、ヤンキーというと「規律を乱す反社会的な人たち」というイメージがありました。カツアゲをしたりバイクを暴走させたりと、一般人に多くの迷惑をかける存在だったのです。

しかし現代のヤンキーは違います。校舎の窓ガラスも割らなければ、万引きや殴り合いもしません。規則に従い他者に危害をくわえず、「すべてがマイルド」なのです。むしろ悪いことをすれば罰せられるし、人に後ろ指をさされることは格好悪いと考えている人が多く、かつてのヤンキーとは正反対ともいえます。会社に勤め、仲間と遊び、家族も大切にする。このように、マイルドヤンキーは健全であり一般人とほとんど変わりありません。

現代の若者は内向的でお金を使わないと言われていますが、そのような心理はマイルドヤンキーにも当てはまります。一人が寂しいから仲間と集まり、遠出をするとお金がかかるので地元で遊ぶ。このように、彼らは現代の若者を象徴しているといえそうです。「いかついヤンキー」の時代は終わりを迎え、大衆に受け入れられ、害をなさず、消費者としても重要なターゲットとなる「マイルドヤンキー」がこれからの主流となっていくでしょう。

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