「アシスト」とは?意味や使い方をご紹介

みなさんは「アシスト」という表現をご存知でしょうか。サッカー用語としてよく知られているゴールにつながったパスを示す「アシスト」ですが、もともとは英語の「assist」からきています。こちらでは「アシスト」について意味や使い方をご紹介します。

目次

  1. 「アシスト」とは?
  2. 日本における「アシスト」
  3. 「アシスト」の例文
  4. 「アシスト」の原語「assist」

「アシスト」とは?

「アシスト」とは英語の「assist」からくるカタカナ英語です。英語の意味の「助ける」から「人のことを手助けをする」といった意味を持ちます。

サポートする、ヘルプするとも似た意味合いを持ちますが少しニュアンスが変わります。似た言葉をいくつかご紹介します。助けるレベル的にはヘルプ>アシスト>サポートといったニュアンスでしょう。

  • ヘルプ:一人ではできないようなことを、しっかりと助けること。
  • アシスト:補佐すること。先回りして助けること。
  • サポート:間接的に支援すること。
  • フォロー:問題が起きた後の事後対応のこと。
  • アテンド:付き添うこと。

日本における「アシスト」

日本語でもカタカナ英語として広く使われ、定着している「アシスト」についてご紹介します。

カタカナ英語としての意味

カタカナ英語での「アシスト」の意味はこちらです。

  1. 他人を手伝うこと、助けること。補佐を務める人のこと。
  2. サッカーなどのスポーツで、シュートにつながるような適切なパスを送り、ゴールを助けるプレーのこと。得点に結びついたパスやその選手のこと。

「アシスト」の用例

サッカーでゴールにつながるパスに対して「ナイスアシスト!」などと使われるのが、よくある使われ方でしょう。その他、仕事で他の人が忙しい時に手伝ったりすることをアシストするといいます。

自転車の電動アシスト自転車ではモーターが走行を補助してくれる機能も搭載されていて、こぐ力をアシストしてくれるのでスイスイと坂も上がれます。また、自動車の安全運転をアシストしてくれるスマートアシスト、ブレーキアシストなども増えてきています。

一大ブームを起こしたゲームの「パズドラ」にもアシストという機能があります。モンスターが持っているスキルに、2個目のスキルを補助できるシステムのことで、ステータスを強化できます。

アシスタント

「アシスタント」とは、補佐役を努める人のことを表します。例えば美容院でアシスタントの仕事はメインの美容師の補助役として、受付や電話、掃除や施術のフォローに入ったりします。

アシスタントディレクターはディレクターをアシストする人のことをいいます。漫画家のアシスタントはメインの漫画家の助手として、ペン入れやトーン貼りなどを行います。

「アシスト」の例文

「アシスト」の使った例文をご紹介します。

  • 上司の仕事をアシストする。
  • あなたのアシストがあったから、成功することができた。
  • あの試合のゴールにつながったアシストが素晴らしかった。
  • 新しく配属されたアシスタントは若くて元気が良い。

「アシスト」の原語「assist」

英語の「assist」の意味はこちらです。

  1. (人を)助ける
  2. (人が)…をするのを手伝う
  3. 助手となって働く
  4. (物、事が)助けとなる
  5. (名詞で)得点につながるアシスト、助力
  6. (野球)捕殺

英語のassistを使った例文

「assist」を使った例文をご紹介します。

  • He often assist his mother.(彼は母親をしばしば手伝う。)
  • I want to assist you.(あなたの手助けをしたいです。)
  • I assist an architect.(建築家の助手として働いている。)
  • assist education(教育支援)

assistの語源

「assist」はもともとはラテン語「as-sistere」から成り立つ言葉で、原義は「as」その方向に、「sist」立つというところから「相手のそばに立つ」で手伝う、助けるという意味になりました。

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