「ox」とは?
「ox」の意味
英語の「ox」には次のような意味があり、アメリカにおいては、主に2の意味で用いられます。1の意味で使う場合の複数形は「oxen」、2の意味での複数形は「oxes」となります。
- ウシ科の総称。特に(食用、労役用の)去勢した雄牛。
- のろま。ぶきっちょ。図体のでかいうすのろを表す"a dumb ox"の略。
- 光化学オキシダント(photochemical oxidant)の略。
- 「Ox」でオックスフォード(Oxford)の略。
「ox」の使い方
- An ox is connected there.(あそこに牛が繋がれている。)
- A big ox of a man came close.(牛のような大男が近寄ってきた。)
- The monster is strong as an ox.(その怪物はとても強い。)
- He is a dumb ox.(彼はうすのろだ。)
「牛」に関連する英語
「牛」を表す英語
「ox」のほかにも、牛を表す英語には次のような言葉があります。
- 「bull」:「去勢していない雄牛」のこと。
- 「calf」:「仔牛」のことで、特に「生後1年未満の牛」を指す。
- 「cattle」:牛の総称。特に「畜牛」を指す。
- 「cow」:牛の総称。特に「乳牛」、「雌牛」を指す言葉。
「牛」にまつわる英語
また、「牛」にまつわる英語表現には、次のようなものがあります。
- 「beef」:「牛肉」を指す。「beef cattle」は「肉牛」を表す。
- 「cowhide」:「牛革」のこと。
- 「oxtail」:「牛の尾」を指す。
- 「restler」:「牛泥棒」を表す。
「光化学オキシダント」
「光化学オキシダント(photochemical oxidant)」とは、窒素酸化物と炭化水素が光化学反応を起こして発生する、オゾン(ozone)やパーオキシアシルナイトレート(Peroxyacyl nitrates)などの酸化性物質(oxidant)の総称です。
光化学オキシダントは光化学スモッグの原因となる物質で、強力な酸化作用によって、健康被害を誘発する大気汚染物質です。
「ox」を名称に含む店名など
「Odakyu OX」/スーパーマーケット
「Odakyu OX(オダキュウ・オーエックス)」は、小田急電鉄の子会社の「小田急商事株式会社」が展開している都市型スーパーマーケットの名称です。
「O」は「Odakyu(小田急)」から、「X」は「Exchange(交換・取引所)」に由来しており、「小田急が運営する、商品を交換・取引する場所」を表しています。
スーパーマーケットのほかにも、駅売店の「Odakyu SHOP・OX SHOP」、コンビニの「Odakyu MART・Odakyu OX MART」があります。
「オーエックスエンジニアリング」/車椅子メーカー
「株式会社オーエックスエンジニアリング(OX ENGINEERING Co.,Ltd.)」は、千葉県千葉市に本社を置く、日本を代表する車椅子メーカーです。
創業は1976年で、ヤマハ系列のオートバイショップ「スポーツショップイシイ(現・株式会社オーエックスレーシング)」を母体としており、モータースポーツのノウハウを活かして、日常手動タイプだけでなく、電動車椅子、スポーツ競技用車椅子、犬用車椅子など、様々な車椅子の開発、製造などを行っています。
「CANVAS ALL STAR OX」/スニーカー
「CANVAS ALL STAR OX(キャンバス・オールスター・オーエックス)」は、アメリカのシューズ製造販売会社「コンバース(Converse)」が1917年に生産して以来、定番となっているスニーカーです。
「仙台放送」/テレビ局
「仙台放送(Sendai Television Broadcasting Corp.)」は、宮城県仙台市にあるフジテレビ系列の民間テレビジョン放送局です。
仙台親局のコールサイン「JOOX-DTV」から2文字をとって「OX」という略称を使用しており、Webサイトのドメイン名も「ox-tv.co.jp」を使用しています。
「xo」とは?
「ox」を逆にして「xo」とすると、まったく異なる意味となります。SNSなどで英語圏の方が使用する「xo」は、「x(キス)」+「o(ハグ)」を表しており、「キスとハグ」から派生して、「愛を込めて」を意味する略語として使われています。2回繰り返して「xoxo」とすると、より親密な愛情表現となります。