「主客転倒」とは?意味や使い方をご紹介

みなさんは、主客転倒という言葉を聞いたことはありますか?日常生活で頻繁に使用したり、聞いたりする言葉ではないことからも、何となくしか意味を知らない人が多いと思います。ここでは主客転倒という言葉の意味や使い方を紹介していきたいと思います。

目次

  1. 主客転倒の読み方と意味
  2. 主客転倒の由来
  3. 主客転倒の構成と使用例
  4. 主客転倒と類似の四字熟語とその意味
  5. 主客転倒と本末転倒
  6. 主客転倒の英語と意味

主客転倒の読み方と意味

主客転倒と書いてしゅかくてんとう」と読みます。また、「しゅきゃくてんとう」と読むこともできます。

主客転倒の意味は2つあります。

  1. 主人と客人の立場が逆転すること
  2. 転じて物事の大小・軽重・本末などを取り違えること

主客転倒の由来

主客転倒の語源は主人がお客そして、お客が主人と立場が変わるように物事の優先順位が本来とは逆になるというときに使われるようになりました。「主客」と「転倒」という別々の意味の言葉を組み合わせて使われ始めるようになったのも主客転倒からなのです。

主客転倒の構成と使用例

主客転倒の「主客」は、主人と客人という意味です。これは重要なものと軽いものを表しています。主客転倒の「転倒」はさかさまになることです。

主客転倒の使用例は

  • お客さんの方が店員に気を使っていて主客転倒している。
  • あの店員の態度は主客転倒も甚だしい
  • 主客転倒な対応だ。
  • 生徒を叱っていたらいつの間にか主客転倒してしまい、自分が生徒に叱られた。
  • いつの間にが議論の内容がそれてしまい、後輩も遠慮せずに意見を述べていた。

主客転倒が記載されている小説
一種横柄な態度で、番頭が酒をはかってやる。その主客転倒の風景が、家の格式を語っているのか。<宇野千代(或る一人の女の話)>

主客転倒と類似の四字熟語とその意味

主客転倒と類似した四字熟語というと「本末転倒」を思い浮かべると思います。その他にも「冠履転倒」という言葉があります。

  • 本末転倒の意味…物事の重要なことと、そうでないこととを取り違えること。優先順位を誤ること。
  • 冠履転倒の意味…冠と靴が、その置き場を換えること。立場や価値などの、上下の位置が転倒することのたとえ。

主客転倒と本末転倒

「主客転倒」は主人と客人の立場が逆転するという意味です。「本末転倒」は物事の重要なことと、そうではないこととを取り違えることです。この二つの四字熟語はすごく似ているのですが、対人関係において反対になるということと、物事において間違えてしまうということなので意味が異なります。

よく似ている単語であることから勘違いして覚えてしまっている方も多くいるそうです。間違ってしまうと意味が変わってきますので注意してくださいね。

主客転倒の英語と意味

主客転倒を英語で書くと「put the cart before the horse」です。直訳すると「馬の前に荷車をつける」です。

例文:it's like putting a cart before the house.(それでは主客転倒だ。)

日本語の四字熟語とは少しだけニュアンスが違うように感じてしまいますよね。この英語から読み取れることは、馬の前に荷車を置くことは物事の順序を間違えているということです。日本とは少しだけニュアンスが違うのですがよく読むと日本語も英語も同じような意味であるということはわかります。


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