「pk」とは?意味や使い方をご紹介

「pk」と聞けばあなたは何を思い浮かべるでしょうか?サッカーの用語やネットゲーム用語を連想される方も多いと思いますが、最近では若者言葉としての使い方もあります。ここでは、「pk」のさまざまな意味や使い方についてご紹介します。

目次

  1. 「pk」とは?
  2. 若者言葉の「pk」
  3. サッカー用語の「pk」
  4. ネットゲーム用語の「pk」
  5. 超能力を表す「pk」

「pk」とは?

「PK」は、ふつう「P」と「K」の頭文字を組み合わせた略語であり、「ピーケー」と発音します。

若者言葉、サッカー用語、ネットゲーム用語など、さまざまな用語としての「PK」がありますので、主な意味と使い方について以下にまとめます。

若者言葉の「pk」

若者言葉としての「PK」は、「パンツ(=P)くいこむ(=K)」の略です。主に女子中高生の間で使われている言葉であり、男子に聞かれる可能性を考慮し、PKという略語で表現することになったのが由来となっています。

ショーツの裾がずれあがってヒップに挟まってしまうこの現象は、十代の女子にとって共通の悩みとなっており、2017年の下着会社の調査では、女子中高生の80%以上が「PKのために不快に感じたことがある」と回答したデータがあります。

これを受けて、女性向け下着ブランド「ワコール」では、「non! PK」(=くいこまないパンツ)をテーマとした下着の開発・販売を行うなど、企業努力を行っています。

PKしやすい動作

  • 廊下を歩く
  • 階段を登る
  • 椅子から立ち上がる
  • 自転車を立ちこぎする
  • 自転車から降りる
  • 体育座りをする
  • 部活や体育などで運動する
など

主な使い方

  • 自転車こいでたら、うっかりPKした。
  • テスト中なのに、PKのせいで集中力が切れる。

姉妹語

  • MK…水着くいこんでる
  • SK…スパッツくいこんでる
  • PM…パンツめりこんでる
など

サッカー用語の「pk」

サッカー用語における「PK」は、「ペナルティー・キック」の略です。自軍の「ペナルティー・エリア」内で味方の選手が反則を犯したとき、相手チームの選手1人にPKの権利が与えられるルールとなっています。

PKでは、ボールがゴールから12ヤード(約11メートル)離れた位置に置かれ、キッカーとキーパーが1対1で対峙します。プロ選手の場合、PKの成功率は80%程度と言われています。

通常の試合時間である90分間や延長戦でも決着がつかなかった場合、敵味方5人が交互にPKを繰り返す「PK戦」によって勝敗がつくゲームもあります。

主な使い方

  • 後半25分のPKによる1点が致命打となった。
  • PK戦を制し、チームAがリーグ戦を勝ち抜いた。

ネットゲーム用語の「pk」

ネットゲーム用語における「PK」は、「プレイヤーキラー」(Player Killer)の略です。MMOなどのオンラインゲームにおいて、他のプレイヤーが操作しているキャラクターを攻撃する人、もしくはその行為そのものも「PK」(Player Killing)と言います。

PK行為は他のプレイヤーに不利益を生じ、不快感を与えるため、多くのゲームにおいて不適切な行為とされます。システム上、他プレイヤーに攻撃できない仕様となっているゲームでも、間接的な手段で損害を与えられる場合があり、これもPK行為として問題となることがあります。

ただし、PKを仕様として認めているゲームや、PKをプレイスタイルのひとつとして提供しているゲームもあり、PK行為そのものがすなわち悪というわけではありません。

主な使い方

  • このゲームではPKは禁止されています。
  • 悪質なPKがいたので、違反行為として運営に報告を送っておく。

超能力を表す「pk」

「PK」は「サイコキネシス」(psychokinesis)の略でもあります。「精神の」(psycho-)+「運動性」(kinesis)という意味であり、意思のみの力によって物体を動かす超能力のことです。

超能力を情報伝達に用いる「ESP」に対して、物体に力を与えるのが「PK」であると区別され、日本語では「念動力」と呼ばれます。SFを扱う小説や映画、SF要素を取り入れたゲームなどでPKの能力を見かけることができます。

主な使い方

  • あのキャラクターのPKは非常に強力だ。

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