「だれうま」とは?意味や使い方をご紹介

「だれうま」とは「誰が上手いことを言えと言った」の略で、インターネット掲示板や動画サイト、SNSなどで使われるネットスラングです。ユーモアに富んだコメントや機転の利いた書き込みなどを褒めたいときに使います。ここでは「だれうま」の詳しい意味や使い方を紹介します。

目次

  1. 「だれうま」とは?
  2. 「だれうま」の由来
  3. タグにおける「だれうま」
  4. 「だれうま」の使い方
  5. 「だれうま」と同じ4文字ネットスラング

「だれうま」とは?

「だれうま」とは、「誰が上手いことを言えと言った」の略で、おもにインターネット掲示板や動画サイトなどで使われるネットスラングです。

掲示板や動画サイトを見ていると、思わぬタイミングでユーモアや洒落の利いたコメントが登場する場面があります。

そのような「上手いコメント」を見たときに「だれうま」とツッコミを入れるのが、定番の流れです。

「だれうま(誰が上手いこと言えと言った)」というツッコミは、一見すると否定的なニュアンスに聞こえるかもしれません。

ですが、一般的には機転の利いたコメントを称賛するニュアンスで使われることが多いです。

「だれうま」の由来

「だれうま」はインターネット掲示板「2ちゃんねる」(現在の5ちゃんねる)でよく使われている表現です。

「誰が上手いこと言えと言った」⇒「誰が上手いこと言えと」⇒「誰うま」といったように、少しずつ省略されながら定着していきました。

今では動画サイト「ニコニコ動画」やSNSなどでも使用されるようになり、幅広く使われるネットスラングとして親しまれています。

タグにおける「だれうま」

「だれうま」は、掲示板やチャットにおける「ツッコミ」の言葉としてだけでなく、動画・イラスト投稿サイトにおいてはタグとしても使われています。

タグとは投稿作品のジャンルを分類するために付けられる文字列のことです。「だれうま」でタグ検索すると、ユーモアや機転の利いた作品が多くヒットします。

インターネット界隈では、とんち・ユーモアに富んだ作品やコメントがとくに好まれます。「だれうま」でタグ検索することで、ネット民に評価されている秀逸な作品を、手軽にチェックすることができるのでおすすめです。

「だれうま」の使い方

ユーモアや機転の利いたコメントを称賛したいときに使います。インターネット掲示板やSNSなどで使用することがほとんどです。
 

【使用例】
「あの店、定価の2倍でギター売ってたらしいよ」
「なんてアコギな商売なんだ・・・」
「だれうま」


「だれうま」のほかに「誰うま」「誰が上手いこと」といった表現も使われています。
また、「だれうまw」のように「w」を付けることも多いです。

なお、あくまでネットスラングですので、日常会話やビジネスシーンなどでは使用しないほうが無難です。

「だれうま」と同じ4文字ネットスラング

ネットスラングには「だれうま」のようにひらがな4文字で略される言葉が多いです。ここでは代表的なものをいくつか紹介します。

おまいう(おまゆう)

「おまいう(おまゆう)」とは「おまえが言うな」を略したネットスラングです。自分のことを棚に上げて発言している人に対して、ツッコミを入れたいときに使います。

【使用例】
「ブラック企業の社長がワークライフバランスについて語ってたよ」
「おまいうって感じだな、ソレ」

 

はげどう(禿同)

「はげどう(禿同)」は「激しく同意」を略したネットスラングです。掲示板やSNSなどで強く共感したコメントを見たときに使います。

【使用例】
「こんな暑い日に外なんか出たくないよな。」
「禿同。引きこもってずっとゲームしていたい。」

おまおれ

「おまおれ」は「お前は俺か」を略したネットスラングです。

自分の境遇や経験したことと全く同じ内容が書かれているときに、「まるで自分がもう一人いるかのように」感じることってありますよね。

そのような強い共感を得たときに「おまおれ」を使います。

【使用例】
「アイスのフタの裏って、つい舐めちゃうんだよなぁ」
「おまおれ。あれ妙に美味いんだよな」
 

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