「亀レス」とは?意味や使い方をご紹介

「亀レス」は「遅れて返信する」ことを意味するネットスラングで、掲示板やSNS、チャットなどでよく見かける表現です。返信が遅れてしまったことへの謝罪の気持ちを相手に伝えるために使います。ここでは、「亀レス」の詳しい意味や使い方について紹介します。

目次

  1. 「亀レス」とは?
  2. 「亀レス」の由来
  3. 「亀レス」の使い方
  4. 意図せず「亀レス」になってしまうケース
  5. 「亀レス」と同じ「レス」関連のネットスラング

「亀レス」とは?

「亀レス」とは、「遅れて返信する」ことを意味するネットスラングです。

相手への返信が遅れたときや、少し前の話題を蒸し返したいときって、申し訳ない気持ちになりますよね。

そんなときに「亀レスで申し訳ない」といったように一言添えることで、謝罪のニュアンスを相手に伝えることができます。

また、相手へのレス(返信)では無いときは、「レス」の文字を省いて「亀」のみを使用することもあります。「亀でスマンが・・・」といったようにです。

なお「亀レス」は、おもにインターネット掲示板やSNS、チャット等で使われる用語です。日常生活やビジネスシーンでは、ほぼ使われることはありません。

「亀レス」の由来

「亀レス」の「亀」は、動物の亀に由来しています。亀の動きのように遅い様子を指しています。また、「レス」は英語で返信を意味する「レスポンス」に由来しています。

「亀のように遅いレスポンス」なので、略して「亀レス」というわけです。

ちなみに「亀レス」という言葉の歴史は古く、パソコン通信の時代から使われていたと言われています。

「亀レス」の使い方

相手への返信が遅れてしまったとき、謝罪のニュアンスを伝えたいときに使います。あくまでネットスラングですので、公的な場やビジネスシーンでは使用を避けたほうが無難です。
 

【使用例】
・亀レスになってスマン、あの件は月曜日でOKやで!
・亀レス失礼。こっちのほうが良いと思いますよ。

また、少し前の話をさかのぼって確認したいときにも使います。「話の流れをぶった切って申し訳ない・・・」というニュアンスを伝えたいときに一言添えます。

その場合、相手への返信(レス)では無いときは、「レス」の文字を省いて「亀でゴメン」「亀ですまんが」という表現を使うことが多いです。
 
【使用例】
・亀レスでごめん、あの件ってどうなったの?
・亀ですまないが、ヤツが裏切ったってマジ?

意図せず「亀レス」になってしまうケース

1分間に何件ものコメントが書き込まれる人気掲示板では、すぐに返信したつもりでも、書き込みの順番が後の方になってしまうことがあります。

この場合、自分では即座にレスしたつもりでも、見ている側からは「亀レス」に見えてしまいます。

一方で人が少ない掲示板の場合は、直後に書かれたように見えるコメントでも、日付を確認すると実は数日・数ヶ月経過後に書かれたコメントだったということもよくあります。

一見すると即座にレスしているように見えますが、実際は「亀レス」だったというわけです。

「亀レス」と同じ「レス」関連のネットスラング

ネット掲示板やチャットなどでは、亀レスのような「レス」関連のスラングが多く存在します。ここでは、その一部を紹介します。

遅レス


遅い返信(レスポンス)のことを「遅レス」といいます。こちらも亀レスと同じく、インターネット掲示板やチャット等での使用がメインです。

【使用例】
・遅レスですまん、明日は9::00集合でOKだよ。

即レス

即座に返信(レスポンス)することを「即レス」といいます。即レスはスムーズなコミュニケーションにつながるので、基本的には歓迎されます。

【使用例】
・即レスしてくれる人はホント助かる。

マジレス

真面目に返信(レスポンス)することを「マジレス」といいます。ネット掲示板やチャットではユーモアに富んだ面白い発言が好まれますが、ときには「本当のことを言ったほうがいい」場面も出てきます。

そんなときに使われるのが「マジレス」という表現です。

【使用例】
・マジレスすると、あの方法は止めたほうがいいよ。

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