「ダブルブッキング」とは?意味や使い方をご紹介

みなさんは「ダブルブッキング」という言葉をご存じでしょうか?「ダブルブッキング」はビジネス等でも使われる言葉なので、覚えておくと便利だと思います。今回はそんな「ダブルブッキング」について詳しい意味や具体的な使い方をご紹介します。

目次

  1. 「ダブルブッキング」とは?
  2. 「ダブルブッキング」の使い方
  3. 「ダブルブッキング」の関連語
  4. 「ダブルブッキング」まとめ

「ダブルブッキング」とは?

「ダブルブッキング」とは「ホテルの部屋や座席指定などで、二重に予約を受け付けてしまうこと。」、「先約があるのに、それと日時が重なる別の約束をしてしまうこと。」という意味を持つ言葉です。基本的に二重予約の意味で使われます。ホリプロコム所属のお笑いコンビのコンビ名にも使用されています。

「ブッキング」とは英語の"booking"から来ており、「乗り物の座席、ホテルの部屋などの予約。」、「帳簿をつけること。」、「興行・出演の契約。また映画の配給契約。」という意味の言葉です。"booking"は"book"の動名詞です。"book"は名詞の「本」の意味で知られる言葉ですが、動詞で「予約する」、「手配する」という意味を持ちます。

「ダブルブッキング」はその「ブッキング」に「同じ物事が二つ重なること、二重」という意味を持つ「ダブル(double)」が合わさり出来た言葉です。

「ダブルブッキング」の使い方

「ダブルブッキング」の具体的な使い方例を挙げると
 

  • 「一つの部屋に二組のお客様の予約を入れてしまい、ダブルブッキングになってしまった。」
  • 「定期公演のリハーサルのために会場を押さえていたが、会場側のミスでダブルブッキングになり他のグループも同じ時間に来ていた。」
  • 「その日はすでに先約があり、ダブルブッキングになってしまうため他の日にしていただけますか。」
  • 「ある企業とミーティングの約束をしたが、そのことをすっかり忘れており別の企業とダブルブッキングをしてしまった。」

「ダブルブッキング」の関連語

「オーバーブッキング」

「オーバーブッキング」とは「航空機の座席やホテルの客室について、定員以上の予約を受け付けること。」をいう言葉です。乗り遅れた人や実際に搭乗しなかった時のキャンセルや取り消し客等を見越して多めの予約を受け付けることです。

利用率を高めるために行われる一つの手段です。ホテルや航空会社では過去の経験やデータを元にある程度のキャンセルが出ることを見込み、定員数よりも多い数の予約を受け付けるのが一般的だそうです。

見込違いが起きた時にはお客さんが予約していたにも関わらず実際に利用することができない事態になってしまいます。日本語で「過剰予約」と言われることもあります。

例を挙げると「その航空会社はオーバーブッキングにより欠航が発生した。」「スタッフはオーバーブッキングによる対応を求められた。」

「バッティング」

「バッティング(butting)」とは「ボクシングで、頭・額・肩・ひじなどを相手にぶつけること。反則となる。」、「予定などがかち合うこと。」という意味を持つ言葉です。

英語の"butting"の原形は"butt"で「ぶつかる、衝突する」という意味があり、そこから「予定がぶつかる」という意味が来ています。"batting"の方の「バッティング」は「野球の打撃」を指すので意味が違います。

「ダブルブッキング」まとめ

「ダブルブッキング」が発生する主な場所として考えられるのは、式場やホテル、飛行機、ツアーといった所ですが、仕事上や日常でも二つの用事や約束が重なり、「ダブルブッキング」になってしまうことがあります。

「ダブルブッキング」は自分がしてしまうと、どちらか一方の予定を変更せざるを得なかったり、他の人に迷惑をかけてしまうことになったり、信用を失う原因になる可能性があるため注意が必要です。

「ダブルブッキング」をしないためにも普段からスケジュール管理を徹底しておくことが大切です。日常においてもビジネスシーンにおいても気をつけたいですね。


人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ