バブみとは?バブみの意味
年下の女性に対して母性を感じ、甘えたいという感情を表す言葉
バブみの説明
「バブみ」は、赤ちゃんの声を表すオノマトペ「バブー」と、感覚や性質を表す接尾語「み」が組み合わさってできた造語です。もともとはオタク文化から生まれた言葉で、男性が年下の女性キャラクターなどに対して「母のような温かさを感じる」「甘えたい」という気持ちを表現するために使われていました。しかし最近では、女性が男性に対して「母性本能をくすぐられる」「守ってあげたい」という感情を表す使い方も広がっています。この意味の変化を巡ってネット上で議論が起きることもあり、時代とともに進化するネットスラングの典型例と言えるでしょう。
言葉の意味が時代とともに変化していく様子は、言語の生きている証ですね。バブみのように、使われるうちに新しい解釈が生まれる言葉はこれからも増えていくかもしれません。
バブみの由来・語源
「バブみ」の語源は、赤ちゃんの喃語である「バブバブ」や「バブー」といった音に由来しています。これに、味覚や感覚を表す接尾辞「〜み」(例:甘み、苦み)が組み合わさって造語されました。2010年代半ばにネット掲示板やSNSで使われ始め、当初は主に男性が年下の女性キャラクターやアイドルに対して「母性的な安心感を感じる」「甘えたい」という感情を表現する際に用いられていました。オタク文化から生まれた「萌え」の派生語として位置付けられ、次第に一般的なネットスラングとして広まっていきました。
言葉の意味が時代と共に変化し、広がっていく様子は、言語の生きている証ですね。
バブみの豆知識
「バブみ」は意味の変遷が特徴的な言葉で、もともと男性視点の表現でしたが、現在では女性が男性アイドルやキャラクターに対して「母性をくすぐられる」「守りたい」という感情を表す使い方も一般的です。この意味の拡大を巡ってネット上で論争が起きたこともあり、2017年にはテレビ番組で「アニメ女子の流行語」として紹介された際、本来の意味と異なる解釈がされたことに対して男性ユーザーから批判が集まりました。また、「バブみ」を感じた時に「オギャりたい」(幼児のように甘えたい)と表現する組み合わせも頻繁に使われます。
バブみのエピソード・逸話
人気声優の花澤香菜さんはラジオ番組で「バブみ」について語った際、「確かに可愛い後輩声優さんを見ると、ついお世話をしたくなっちゃう気持ちはわかりますね」と共感を示しました。また、お笑いコンビ・霜降り明星のせいやさんは、相方の粗品さんに対して「せいやくんにはすごくバブみを感じる」と発言し、話題になりました。さらに、アイドルグループ・日向坂46のメンバーはファンから「バブみがある」と言われることが多く、メンバー同士でもお互いを「バブみ担当」と呼び合うなど、芸能界でもこの言葉が自然に使われています。
バブみの言葉の成り立ち
言語学的に見ると、「バブみ」はオノマトペと感覚接尾辞の合成による造語という点で興味深い例です。日本語では「甘み」「苦み」など味覚を表す「〜み」が、次第に抽象的な感覚や感情を表現するのに転用される傾向があります。「バブみ」はこの言語現象の発展形と言え、音声的感覚(バブバブ)と情感的感覚(〜み)の融合によって新しい概念を形成しています。また、ネットスラング特有の意味の流動性を示しており、使用されるコミュニティによって意味が拡張・変化する現代語の特徴をよく表しています。これは言語の経済性と創造性が結びついた結果であり、インターネット時代の新語形成の典型例と言えるでしょう。
バブみの例文
- 1 後輩が一生懸命仕事をしている姿を見て、思わず『バブみある…』ってつぶやいちゃった。応援したくなる気持ち、わかりますよね。
- 2 推しのアイドルが無邪気にはしゃいでる動画を見て、めっちゃバブみを感じる!ついニヤニヤが止まらなくなっちゃう。
- 3 彼氏が寝起きでぼーっとしてる顔がたまらなくバブみがあって、ついぎゅーってしたくなるときある。
- 4 友達の赤ちゃんの動画を見てたら、すごくバブみを感じて、自分も子供が欲しくなっちゃった…これあるあるですよね。
- 5 会社の後輩が失敗して落ち込んでる姿にバブみを感じて、思わず『大丈夫だよ』と声をかけてしまった。つい守ってあげたくなる気持ち、わかります。
「バブみ」の適切な使い分けと注意点
「バブみ」はカジュアルな会話やSNSで使われることが多い言葉ですが、使い方には少し注意が必要です。親しい友人同士やネット上のコミュニティでは気軽に使えますが、ビジネスシーンや目上の人に対して使うのは避けた方が無難です。また、相手によっては「子供扱いされている」と不快に感じる可能性もあるので、使う相手や状況を見極めることが大切です。
- 親しい友人や同年代の間では気軽に使用可能
- ビジネスシーンや公式の場では使用を避ける
- 目上の人に対して使うのは失礼にあたる可能性あり
- 相手の性格や関係性を考慮して使用する
「バブみ」に関連する用語と表現
「バブみ」には関連する様々な表現や派生語があります。特に「オギャる」という表現と組み合わされることが多く、「バブみを感じてオギャりたい」というフレーズは定番です。他にも、似たような感情を表す言葉として「保護欲」「母性本能」などがありますが、それぞれニュアンスが異なります。
| 用語 | 意味 | 特徴 |
|---|---|---|
| オギャる | 幼児のように甘えたい | バブみと組み合わせて使われる |
| 保護欲 | 相手を守りたい感情 | より一般的な表現 |
| 母性本能 | 生物学的な母性感情 | より深い本能的な感情 |
「バブみ」の歴史的背景と広がり
「バブみ」は2010年代半ばにインターネットのオタクコミュニティで生まれた比較的新しい言葉です。当初は主にアニメやゲームのキャラクターに対して使われていましたが、次第に実在の人物や日常的な場面でも使われるようになりました。2017年頃から一般にも認知され始め、現在では若者を中心に広く使われるようになっています。
言葉の意味が時代とともに変化し、当初の意味から拡大していく様子は、インターネット時代の言語進化の典型例と言えるでしょう
— 言語学者 佐藤教授
よくある質問(FAQ)
「バブみ」はどんな場面で使う言葉ですか?
主に年下の相手や可愛らしいものに対して、母性的な愛情や守ってあげたい気持ちを感じた時に使います。例えば、後輩が一生懸命頑張っている姿を見た時や、ペットが無邪気に遊んでいる様子を見た時など、自然と「かわいい」「守りたい」という感情が湧いた際に「バブみがある」と表現します。SNSや日常会話で気軽に使える若者言葉の一つです。
「バブみ」と「母性本能」の違いは何ですか?
「母性本能」が生物学的な本能や実際の母子関係に根ざすのに対し、「バブみ」はより軽いニュアンスで、特定の相手やシチュエーションに対して瞬間的に感じる「守りたい」「甘えたい」感情を指します。実際の親子関係に限らず、アイドルやキャラクターなどに対しても使えるのが特徴で、ネットスラングとして気軽に使われる言葉です。
男性が「バブみ」を使うのは変ですか?
全く変ではありません。もともと「バブみ」は男性が年下の女性に対して感じる感情を表現する言葉として生まれました。現在では性別問わず使われるようになっており、男性が同性の友達や後輩、あるいは可愛い動物などに対して「バブみを感じる」と使うことも自然です。感情表現の自由な広がりとして受け入れられています。
「バブみ」を感じる相手の特徴はありますか?
無邪気な笑顔や一生懸命な姿勢、少し困っている様子など、自然と「守ってあげたい」と思わせる要素がある相手に感じることが多いです。具体的には、年下の後輩が頑張っている姿、ペットが眠そうにしている様子、好きなアイドルがはしゃいでいる瞬間など、純粋で愛らしい印象を受ける場面で「バブみ」を感じる人が多いようです。
「バブみ」はビジネスシーンで使っても大丈夫ですか?
カジュアルな会話や親しい間柄なら問題ない場合もありますが、基本的にはフォーマルなビジネスシーンでは避けた方が無難です。上司や取引先の方に対して使うのは不適切で、場合によっては失礼に当たる可能性があります。職場では同じような感情を「温かい気持ちになる」「応援したくなる」など、より適切な表現に言い換えることをおすすめします。