「捗る(はかどる)」とは?意味や使い方をご紹介

「捗る」という用語を目にしたとき、きちんと正確に読むことができますか?読めたとしても意味がわかりますか?難読用語の一つとしても取り上げられる「捗る」について読み方から意味、使い方などについて以下で触れていきます。

目次

  1. 「捗る」の読みや意味
  2. 「捗る」の語源
  3. 「捗る」の使用例
  4. 「捗る」の漢字について
  5. 「捗る」の英語表現
  6. 「捗る」を使ったネット小説もある
  7. まとめ

「捗る」の読みや意味

「捗る」は「はかどる」と読みます。「捗る」の漢字は小学校、中学校、高校でも学習しない常用漢字からは除外されたものであるために読み方、書き方ともに難しく感じられます。意味としては「仕事や勉強など、やらなければならない作業をどんどん進められる様子、物事が進捗する様子」を表した言葉です。

また、ネット上でのスラングとしては「便利になる」・「有利になる」という広義の意味も持ち合わせており、こうした使われ方も増えております。

「捗る」の語源

もともと、捗るの「はか」とは仕事や勉強などの作業の進み具合を表していました。作業が進む様子について、平安時代には「捗(はか)がゆく」という表現が用いられていましたが、それが歴史を経て転用して江戸時代には「捗る」という言葉が使われるようになり、現在に至ります。なお、一部の地域もしくは業界内では捗ると同様の意味で「捗(はか)がいく」「捗々(はかばか)しい」という用語も使われています。

「捗る」の使用例

本来の意味での「捗る」の使用例としては、
 

  • 今日はなんだかいつもより仕事が捗ります。
  • 自宅で勉強するよりも図書館で勉強するほうが捗ります。
  • 手作業よりも機械での作業のほうが仕事が捗る。

ネット上でよく使用されれう「捗る」としては、
 
  • この商品を使えば日々の生活が一段と捗ります。
  • 本当に知っていてよかったこの小技を使って捗る生活をもたらそう。
  • お互いどんなに遠方にいてもLINEがあれば連絡が捗るね。

どちらの意味も言いたいことは似通っていて、いずれの意味にしても物事がいい状態に進んでいるときに使う用語です。

「捗る」の漢字について

「捗る」の「捗」ですが「手偏に歩く」ではありません。歩くの文字の一部が欠けたものになっています。これはJIS2004という字形の基礎に関する規定により「捗」を一般的なものとして使用するようにされています。いまだに一部の字体を採用すると手偏に歩くと書くものも見かけますが、漢字検定では「捗る」の文字について触れている記事があり、手偏に歩くのはかどるは認められていません。
 

参照元:公益財団法人 日本漢字能力検定協会
 http://www.kanken.or.jp/kanken/trivia/category04/16011503.html

「捗る」の英語表現

「捗る」の英訳としては「productive」や「progress」といった用語が挙げられます。
 

  • Yesterday was very productive.(昨日は仕事が捗ったよ)
  • If you use this computer, this work is more productive. (そのコンピューターを使えば、作業はもっと捗ります。)
  • As for me, study progresses more than usual today.(今日の私はいつもより勉強がはかどります。)

「捗る」を使ったネット小説もある

ネット小説の世界では「捗る」という言葉を使ったものとして、作者:九一さんによる「化学で捗る魔術開発 ~転生しても勇者になるとは限らない~」があります。

突然の事故によって亡くなった有機化学者の青年が、魔力と魔術の存在する異世界で赤ん坊アインとして生まれ変わり、異世界で学んだ魔術を活かして世界を変革へ導くというものです。こちらは現在も掲載中ということもあってまだまだ話が展開していくようです。
 

参照元:小説家になろう! https://ncode.syosetu.com/n7207eq/

まとめ

「捗る」という言葉について掘り下げてご説明させていただきました。日常会話の中でもよく使われますが、新聞等の記事やテレビなどでは「はかどる」とひらがな表記されることが多いがために難しい言葉の一つと言えますが、こちらの記事を読んでいただいて少しでも「捗る」の読みや書き方、意味を正確にご理解いただければ幸いです。

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