「リアタイ」とは
「リアタイ」は「リアルタイム」の略語です。「即時」「同時」など現時点で進行していることを意味し、主にインターネットやSNSで使用されています。
進行している出来事に対し「~をリアタイする」など動詞として用いられます。また、それを体験している人たちを「リアタイ組」などと表現することもあります。
「リアタイ」の意味
「リアタイ」は文脈や使われ方によって微妙に意味が変わります。代表的な使われ方を挙げてみました。
- テレビ・ラジオ・インターネットなどの配信番組を録画ではなく放送時間中に視聴すること
- 当時を振り返ること
- ライブなどに参加すること
「リアタイ」の使い方
「リアタイ」は次のように使われます。
- 「番組が面白すぎて、リアタイで見た後すぐに録画見直した!」
- 「あの熱狂ぶりをリアタイで見ていた世代としては…」
- 「リアタイで参加しているみんなが、ライブを楽しめますように!」
しかし、あえて「リアタイ」と言うとき、そこには学校や仕事などで日々忙しい中でも「その時間を作って、過ごしたんだ」という喜びや達成感が込められているのかもしれません。
リアタイの語源「real-time」とは
「リアルタイム」は英語の「in real time」「real-time」に由来しています。「in」が付くことで「(~を)同時に、すぐに(~する)」という意味になります。「リアタイ」とほぼ同じ意味です。
一方「-(ハイフン)」で繋いで名詞、形容詞化した「real-time」には「コンピューターが受信したデータを瞬時に情報として反映させたもの」というIT用語としての使い方があり、この意味で用いられているのが「リアルタイム検索」という言葉です。
例えば、ツイッターで気になる言葉を検索すると、検索結果にはわずか1~2秒前の書き込みも反映されてきます。ほぼタイムラグなく最新の情報を入手することが可能で、その反映速度の速さが「リアルタイム」という言葉で表されています。