「アスパラベーコン巻き」とは?
「アスパラベーコン巻き」とは、アスパラガスをベーコンで巻いて、炒めた料理です。少ない材料で作ることができ、調理の手順もシンプルでわかりやすいので、人気のあるメニューの1つです。
「アスパラベーコン巻き」の作り方
材料
- アスパラガス
- ベーコン
- サラダ油
- 塩、コショウ
作り方
- アスパラガスはかたい根元を切り落とし、はかま(茎についている三角形の部分)と根元のほうのかたい皮を取り除きます。
- アスパラガスを、ベーコンの幅より少し長いくらいの長さで切ります。アスパラガスがかたいときは、下茹でしてから切ります。
- ベーコンを広げてアスパラガス2~3本を置き、手前から巻いていきます。
- フライパンにサラダ油を少量熱して、アスパラベーコン巻きを入れて炒めます。
- フライパンにふたをして、弱火~中火でアスパラガスに火を通します。
- 塩、コショウで味をつけて、できあがりです。
ベーコンがはがれないポイント
- 炒めるときに、ベーコンの巻き終わりを下にして、動かさないでじっくり炒めると、ベーコンがはがれにくくなります。
- ベーコンがはがれるのが気になるときは、巻き終わりを楊枝で止めてから炒めるとはがれません。また、楊枝のかわりにゆでる前のパスタを折って巻き終わりを止めると、そのまま食べることができます。
バリエーション
- 味つけは、塩、コショウのほか、醤油やめんつゆで和風にしたり、みりん+醤油で照り焼き風にしたりしてもおいしいです。カレー粉を使ってスパイシーに味つけすると、子どもの喜ぶおかずになります。
- アスパラガスといっしょに、チーズや細く切ったお餅、えのきだけ、エリンギ、ゆでてアスパラガスと同じくらいの長さ・細さに切ったにんじんなどをそれぞれ巻いて炒めても彩りがきれいです。
「アスパラベーコン巻き」の冷凍保存
アスパラベーコン巻きは冷凍保存ができます。ベーコンでアスパラガスを巻いたあと、炒める前でも炒めたあとでも、どちらの状態でも1か月ほどの冷凍保存が可能です。ラップなどで小分けにしておくと、少しだけ使いたいお弁当のおかずにも便利に使えます。
冷凍保存をするときには、アスパラガスをかために下茹でしてから巻いておくと、火の通りが早く、調理時間が短くてすみます。下茹でしていないアスパラガスを巻いたものでも冷凍できますが、火が通るのに少し時間がかかります。
調理するときは、冷凍庫から冷蔵庫に移してゆっくり解凍したあと炒めるとよいようです。炒めたあとに冷凍したものは、自然解凍でもおいしく食べることができます。朝、お弁当に冷凍のまま入れると、お昼にはちょうどよく解凍されているだけでなく、保冷剤の効果も期待できます。
「アスパラベーコン巻き」の栄養
アスパラガスには、新陳代謝を促し、疲労回復効果を持つアスパラギン酸が多く含まれます。アスパラギン酸はアミノ酸の1種で、栄養ドリンクやスポーツドリンクなどにも入っていることがあります。
また、カロチン、ビタミンA・B・C・Eや食物繊維も豊富に含んでいます。穂先には、血行を促進する効果のあるルチンが含まれます。
ベーコンは、タンパク質、ビタミンB・Cを多く含みます。ただし、脂質が多いので、食べ過ぎるとカロリーオーバーが心配されます。アスパラベーコン巻き1つ当たりは40Kcalほどですが、そのうちの35Kcalがベーコンのカロリーです。
アスパラベーコン男子とは?
外見は男らしい肉食系であるにもかかわらず、内面は繊細な草食系の男子のことをアスパラベーコン男子と言います。アスパラベーコン巻きが、ベーコン(肉)で内側の野菜を包んである料理であるところから、この名前が来ています。
元プロレスラーの佐々木健介(ささきけんすけ)さん、俳優の照英(しょうえい)さんなどが例に挙げられるようです。
ロールキャベツ男子とは?
逆に、外見はおとなしい草食系なのに、実際は積極的な肉食系の男子のことをロールキャベツ男子と言います。ロールキャベツが、肉を野菜であるキャベツで包んである料理であるところから、こう呼ばれます。
俳優の向井理(むかいおさむ)さん、福士蒼汰(ふくしそうた)さんなどが例に挙げられるようです。