「ハスハス」の意味
「ハスハス」とは、興奮しているときの息づかいを表す、いわゆるオノマトペです。自分や他人が興奮し、息を荒げている様子を意味します。とりわけ、性的な興奮を表すことが多いです。
息が荒い=呼吸が激しい=周囲の空気を多く吸い込むとなり、派生して対象の匂いを嗅ぐ、または嗅ぎたいといったニュアンスも含みます。
性的な興奮という意味から、相手によっては気持ちが悪いと思われたり、不快な印象を与えるので、使う際には注意が必要です。
「ハスハス」の由来
興奮しているときの息づかい、または深呼吸を「スゥーハァー、スゥーハァー」と表現しますが、そこから「スゥハァスゥハァ」、更に短く「ハスハス」と変化しました。
「ハスハス」の略語
上述の通り「ハスハス」自体が略語の側面を持っていますが、「ハスハス」を更に省略し、「hshs」とも表します。
「hshs」は「ハスハス」をローマ字の「hasuhasu」に直し、「ha」から「h」、「su」から「s」と、それぞれの頭文字を取った言葉です。
キーボードはローマ字入力する方が多く、「hshs」であれば全角で打っても、日本語に変換されません。よって「hshs」と打ちやすく、全角で表記されることも多いです。
「ハスハス」の顔文字
- (*´Д`)hshs
- hs(´Д`* ≡ *´Д`)hs
「ハスハス」の使い方
「ハスハス」は興奮している様子、息が荒い様子を表すとき、あるいは対象の匂いを嗅ぐ、嗅ぎたいときに使われます。
たとえば美少年・美少女キャラクターを指し「ハスハス」と使えば、そのキャラクターに興奮して自分の息が荒くなっている、匂いを嗅ぎたいといったニュアンスが伝わります。
一方で画面越しの場合、実際に匂いは嗅げませんが、「ハスハス、いい匂い」などと使えば、想像上で匂いを嗅いでいることが伝わります。
「ハスハス」の例文
「ハスハス」は行動や状態を表すので動詞に分類され、単体でも使われますが、サ行変格活用される場合も多いです。
- 「ハスハスさせろ」
- 「可愛い、ハスハスしたい」
- 「やめろ、ハスハスするな」
「ハスハス」と似た意味の言葉
「ハスハス」と似た意味の言葉には、「ハァハァ」、「くんくん」、「くんかくんか」などがあります。
「ハァハァ」の意味と顔文字
「ハァハァ」とは興奮して、または疲弊して、息が荒い様子を表します。「ハスハス」との違いは、匂いを嗅ぐニュアンスが含まれていない点です。
「ハァハァ」だけでは興奮して息が荒いのか、疲弊して息が荒いのか判別しづらく、解釈は会話の流れや、顔文字によって異なります。
- (*´д`*)ハァハァ
- (;´Д`)ハァハァ
「くんくん」の意味と顔文字
「くんくん」とは、対象の匂いを嗅ぐことを表します。「ハスハス」との違いは、興奮のニュアンスを含んでいない点です。
表現としては「くんくんと匂いを嗅ぐ」と使われ、積極的に匂いを嗅ぐことの他にも、興味本位で、無意識的に匂いを嗅ぐ、といったニュアンスを含みます。
- クンクン( ̄∞ ̄)
「くんかくんか」の意味と顔文字
「くんかくんか」は「くんくん」とほぼ同じ意味ですが、こちらは匂いを嗅ぐことを、より強調して表します。
表現としては「くんかくんかする」や「くんかくんかしたい!」と使われ、積極的に対象の匂いを嗅ぐニュアンスが強いです。
対象に「くんくん」と使えば「何気なく、弱めの呼吸で匂いを嗅ぐ」と伝わりますが、「くんかくんか」だと「積極的に、激しい呼吸で匂いを嗅ぐ」と伝わります。
- ( ̄●● ̄)クンカクンカ