エアプとは?エアプの意味
「エアプレイヤー」または「エアプレイ」の略語で、実際にはゲームをプレイしていないのに、あたかも経験者のように振る舞う人やその行為を指すネットスラング。
エアプの説明
「エアプ」は主にゲーム関連の話題で使われる言葉で、例えばチェスの駒の形状や基本的なルールさえ知らないのに「チェス経験者です」と主張する人に対して「エアプ乙」と皮肉を込めて使われます。また、ゲームメーカーが明らかなバグを見逃してリリースした場合などにも「公式がエアプ」と批判的に用いられることがあります。この言葉は「エアギター」や「空気椅子」と同じように「エア(air)」が「実際には存在しないもの」を意味する用法から派生しており、インターネット上では「エア出勤」「エア参加」など類似の「エア○○」表現も数多く生まれています。ただし、「エアプ」は相手を揶揄する意味が強いため、不用意に使うとトラブルになる可能性もある注意が必要な表現です。
ネットスラングならではのユニークな表現で、現代のコミュニケーションの多様性を感じさせますね!
エアプの由来・語源
「エアプ」の語源は「エアプレイヤー(air player)」の略語で、1970年代に流行した「エアギター(air guitar)」から発想を得た造語です。エアギターが実際のギターを持たずに弾くふりをするパフォーマンスを指すことから、ゲームの世界でも「実際にはプレイしていないのにプレイしたふりをする」行為を「エアプレイ」と呼ぶようになりました。インターネットのゲームコミュニティで自然発生し、2000年代半ば頃から2ちゃんねる(現5ちゃんねる)などの掲示板で使用され始め、SNSの普及とともに広く認知されるようになりました。
たった3文字の言葉から、現代のネット文化や若者の言語感覚がよく伝わってきますね!
エアプの豆知識
面白いことに「エアプ」は自己批判的な使い方も発展しています。例えば、実際にはゲームをクリアしていないのに攻略法を語ってしまった人が「私エアプでした…」と告白するような使い方です。また、ゲーム業界では開発陣が重大なバグを見逃した場合に「公式エアプ」と批判されることも。さらに「エアプ検定」のような遊び心のあるコンテンツも登場しており、単なる批判の言葉からコミュニティ内の共有ネタとして進化している様子が窺えます。
エアプの言葉の成り立ち
言語学的に見ると「エアプ」は、英語の「air」と「player」の混種語であり、日本語における造語の典型例です。接頭辞「エア」は「空気の~」「見せかけの~」という意味を付与する機能を持ち、「エア○○」というパターンで多数の派生語を生み出しています(エア出勤、エア参加など)。また、3音節という短さがネットスラングとしての流通に適しており、若年層を中心とした言語の経済性の原則が働いています。さらに、カタカナ語であるため視覚的に目立ち、ネット上のコミュニケーションにおいて迅速に意味を伝えるのに効果的です。
エアプの例文
- 1 友達が最新ゲームの攻略法を熱く語ってたけど、実は実機持ってないって後で知って『まさかエアプだったのか!』って思わず笑っちゃった
- 2 公式サイトの説明読み込んだだけで実際はプレイしたことないのに、つい詳しいふりして語っちゃう…これぞエアプあるあるですよね
- 3 話題のゲームの感想動画ばかり見てると、いつの間にか自分でもプレイした気分になってしまう、ある種のエアプ状態に陥りがち
- 4 『このボス戦超簡単だったよ』って言ってる人、実は攻略動画でしか見たことないエアプじゃない?って疑いたくなることあります
- 5 新作ゲームの発売日、お金がなくて買えなくて、みんなの感想を見ながらエアプで盛り上がるのってなんか切ないけど楽しい
エアプを使う際の注意点
エアプは面白いネットスラングですが、使い方には少し注意が必要です。特に相手を傷つけないように気をつけましょう。
- 親しい友達同士の冗談の範囲で使うのが無難です
- 初対面の人や目上の人に対して使うのは避けましょう
- 公共の場やビジネスの場では使用を控えるのが賢明です
- エアプと言われた側が傷つく可能性があることを常に意識しましょう
エアプはあくまで軽いジョークとして楽しむのがベスト。使いすぎると人間関係にヒビが入ることもあるので、ほどほどにしましょう。
関連用語と使い分け
エアプ以外にも、似たようなニュアンスのネット用語がいくつか存在します。それぞれ微妙にニュアンスが違うので、状況に応じて使い分けてみましょう。
- 知識だけ勢い:情報は知っているが実体験がない状態
- エア参加:実際には参加していないのに参加したふりをする
- エア出勤:実際には出勤していないのに出勤したふりをする
- 雲プレイ:クラウドゲーミングや実況動画のみでの「体験」
エアプは主にゲーム関連で使われることが多いですが、他の用語はより広い分野で使えるのが特徴です。文脈に合わせて適切な表現を選びましょう。
エアプの歴史的変遷
エアプという言葉は、インターネット文化の発展とともにその意味合いを少しずつ変化させてきました。最初は純粋な批判的な意味合いが強かったのですが、最近ではより柔軟な使われ方も見られます。
- 2000年代半ば:2ちゃんねるなどの掲示板で発生
- 2010年代:ニコニコ動画やTwitterで普及
- 2020年代:自己批判的な使い方も増加
- 現在:ゲーム以外の分野でも応用されるように
特に動画配信プラットフォームの隆盛により、実際にプレイしなくてもゲームを「体験」できる環境が整ったことが、エアプという概念の広がりに大きく影響しています。
よくある質問(FAQ)
エアプって具体的にどんな場面で使われるんですか?
主にゲームの話題で、実際にはプレイしたことがないのに詳しいふりをする人に対して使われます。例えば「このボス戦簡単だったよ」と言う人が、実は実況動画しか見たことない場合などに「それエアプじゃない?」と指摘する形で使いますね。
エアプは悪口や誹謗中傷になりますか?
文脈や使い方によりますが、基本的には軽い揶揄や皮肉の範囲です。ただし、明らかに相手を傷つける意図で使ったり、公共の場で個人を特定して使うのはトラブルの元になる可能性があるので注意が必要です。
エアプと似たようなネット用語はありますか?
「エア参加」や「エア出勤」など、「エア」が付く派生語が多数あります。また「知識だけ勢い」という表現も、情報は知っているが実体験がない状態を指す点で類似しています。ネットスラングならではの創造的な言葉の広がりが見られますね。
エアプって自己紹介で使っても大丈夫ですか?
自己批判的なジョークとしてなら問題ありません!例えば「このゲーム、実はエアプなんですけど…」と前置きすれば、気軽に話題に参加できるきっかけになります。むしろ正直に言うことで好感を持たれることも多いです。
エアプはゲーム以外でも使えますか?
はい、最近では様々な分野に応用されています。旅行ネタで「行ったことないのに詳しそうに語る」とか、料理で「作ったことないのにレシピ指南する」など、実体験なしに知識だけで語る行為全般に使われるようになってきています。