「awesome」の意味
「awesome」とは、本来は「畏敬(畏怖)の念を起こさせる」という意味です。もう少し簡単にいうと、「恐れを感じるほどに偉大であるさま」を言います。
人間から見ると計り知れない偉大さ、要するに、宇宙や神様のように尊敬にも似た偉大な凄さが「awesome」です。また、地震などの天災の凄まじさを表現する際にも、恐怖に近いすごさとして「awesome」が使われます。
このように「凄まじい」「すごい」という意味の「awesome」ですが、現在では「サイコー」「ヤバイ」という意味で、カジュアルに「すごい」「素晴らしい」を言う際にも使われます。
「awesome」の発音
発音記号は「ɔ́ːsəm」です。カタカナで書くと「オーサム」ですが、「オ」の口をして「ア」と言うとネイティブの発音に近くなります。また、「Awesome!」と単体で使う時は、特に「オ」にアクセントをつけて言うと感情が込められていいかもしれません。
「awesome」の使い方
英会話では「Awesome!」「That's awesome!」のように、「すごいじゃん!」「やばくない?!」(ヤバイぐらい良い、の意味)と感嘆的に使うことが多いですが、「The movie was awesome.(その映画はすごくよかったよ。)」とか「She is an awesome cook!(彼女は料理がとっても上手なんだ!)」のように形容詞として使われることも多く見られます。
基本的にはポジティブな意味で「すごいね!」という意味ですので、インスタなどSNSでコメントされた時はお礼を言いましょう。「Thanks!」「Thank you!」と言えば大丈夫です。
また、「awesome」を使ってご自分で「すごいね!」と言いたい場合、「awesome」だけでも「本当に素晴らしい」という意味になりますが、「Super awesome!」と言うと、「マジで本当に素晴らしい!」とさらにすごいニュアンスを含めて表現することもできます。
しかし、中にはポジティブではない使われ方も見られます。「You must be tired, but there is one more thing to do.(疲れてると思うけど、もう一つやることあるわよ。)」「Oh...that's awesome.(マジで?サイアク。)」(ものすごく最悪、という意味で)と皮肉として使われる場合です。
皮肉としての使われ方はあまりないかとは思いますが、前後の分脈を確認して正しく把握しましょう。
「awesome」の類義語
以下の言葉が類義語と考えられます。
- cool
- amazing
- wonderful
- sweet
- great
- fantastic
- super
いずれも「素晴らしい」「すごい」と言う意味に使われますが、「awesome」はもう少しすごさの度合いが高い場合に使われることが多いようです。
まとめ
今回は「awesome」について意味や使い方をご紹介しました。本来は「恐れを感じるほど偉大なこと」を言っていましたが、現在はカジュアルに日常会話として使われています。本来の意味からするとスラングに近い使われ方かもしれませんが、現在の使用頻度としては、すでにスラングの域を超えて日常単語に近くなっているように思います。
今まで「Cool!」や「Wonderful!」と言っていたところも、「Awesome!」と言えばネイティブっぽくなりますので、ぜひインスタやFacebookでも使ってみてくださいね。