「キャプション」の意味
「キャプション」とは英語で「caption」と表し、「(本や記事などの)見出し」「(写真や挿絵などに添えられた)説明文」「(映画の)字幕」を意味します。本屋さんや映画館、美術館などでも、どのような作品なのかを人々に伝えるために「キャプション」が利用されています。
「キャプション」の使い方
「キャプション」という言葉は一般的には次のような使い方をします。
- 閲覧者に弊社の事業内容をわかりやすく伝えるため、宣伝用に作ったYouTube動画にキャプションを追加した。
- Facebookに載せるために写真を撮ったが、どんな状況で撮影した写真かわかるようにキャプションを入れた。
- 作成した記事のキャプションにはインパクトがない。
- 新聞の第一面のキャプションは読者に大きなインパクトを与えた。
「キャプション」の語源
「キャプション(caption)」の接頭語である「cap-」はラテン語の「capere(カペレ)」から来ています。「capere」には「捕らえる」という意味があり、また、接尾語である「-tion」は「~すること」という意味を表します。つまり、「キャプション」のもともとの意味は「捕らえること」なのです。それが時代を経て、「人々の視線や関心をとらえる」という意味合いを持ち、やがて「見出し」「説明文」「字幕」といった使われ方をするようになりました。
「キャプション」の類義語
「キャプション」の類義語としてあげられるのは「タイトル(title)」「ヘッドライン(headline)」「エクスプラネーションの(explanation)」などたくさんあります。いずれも「キャプション」と同様に「人の目を引きつけるもの」として用いられる存在です。
「キャプション」を使った英文の例
「キャプション」を使った英文の例を示すと以下のようになります。
- Because there is not a caption for this article, it is hard to somewhat read.
- I think that it takes full one day to add captions to the voluntary movie which I produced.
- How to put captions and the number are important to make the article that it is easy to read.
「キャプション」という用語を用いた商品
「キャプション」という用語を用いた商品として、「キャプションボード」と呼ばれるものがあります。特に飲食店や美術館などではよく見受けられます。
お店の前に置かれているイチオシのメニューが書かれたボードや、写真や絵画などの作品の下に、説明が書かれたボードがあるのを見かけたことはないしょうか? それらのことを「キャプションボード」といいます。人の目をよりいっそう惹きつけるためのツールとして活用されているものです。
「キャプション」のまとめ
以上、「キャプション」についてご紹介しました。書店や美術館、映画館のみならず、特にSNSを日常的に使う方にとっては、「キャプション」という言葉はもはや常識といえるかもしれません。ご存じなかった方には、この記事がお役に立てれば幸いです。