「キャプション」とは?意味や使い方をご紹介

あなたは「キャプション」という言葉をご存じでしょうか? 日常的に使われる言葉ではないのでご存じでない方、見聞きしたことはあるものの意味まではわからないという方もいらっしゃると思います。この記事では、「キャプション」の意味や使い方などについてご説明いたします。

目次

  1. 「キャプション」の意味
  2. 「キャプション」の使い方
  3. 「キャプション」の語源
  4. 「キャプション」の類義語
  5. 「キャプション」を使った英文の例
  6. 「キャプション」という用語を用いた商品
  7. 「キャプション」のまとめ

「キャプション」の意味

「キャプション」とは英語で「caption」と表し、(本や記事などの)見出し」「(写真や挿絵などに添えられた)説明文」「(映画の)字幕を意味します。本屋さんや映画館、美術館などでも、どのような作品なのかを人々に伝えるために「キャプション」が利用されています。

「キャプション」の使い方

「キャプション」という言葉は一般的には次のような使い方をします。

 

  • 閲覧者に弊社の事業内容をわかりやすく伝えるため、宣伝用に作ったYouTube動画にキャプションを追加した。
  • Facebookに載せるために写真を撮ったが、どんな状況で撮影した写真かわかるようにキャプションを入れた。
  • 作成した記事のキャプションにはインパクトがない。
  • 新聞の第一面のキャプションは読者に大きなインパクトを与えた。

「キャプション」の語源

「キャプション(caption)」の接頭語である「cap-」はラテン語の「capere(カペレ)」から来ています。「capere」には「捕らえる」という意味があり、また、接尾語である「-tion」は「~すること」という意味を表します。つまり、「キャプション」のもともとの意味は「捕らえること」なのです。それが時代を経て、「人々の視線や関心をとらえる」という意味合いを持ち、やがて「見出し」「説明文」「字幕」といった使われ方をするようになりました。

「キャプション」の類義語

「キャプション」の類義語としてあげられるのは「タイトル(title)」「ヘッドライン(headline)」「エクスプラネーションの(explanation)」などたくさんあります。いずれも「キャプション」と同様に「人の目を引きつけるもの」として用いられる存在です。

「キャプション」を使った英文の例

「キャプション」を使った英文の例を示すと以下のようになります。

 

  • Because there is not a caption for this article, it is hard to somewhat read.
(この記事には見出しがないので、なんだか読みづらいです)
  • I think that it takes full one day to add captions to the voluntary movie which I produced.
​​​​​​​(自主制作した映画に字幕を付けるにはまる1日かかると思います)
  • How to put captions and the number are important to make the article that it is easy to read.
​​​​​​​​​​​​​​(見やすい論文を作成するには、見出しの付け方やその数も重要です)

「キャプション」という用語を用いた商品

「キャプション」という用語を用いた商品として、「キャプションボード」と呼ばれるものがあります。特に飲食店や美術館などではよく見受けられます。

お店の前に置かれているイチオシのメニューが書かれたボードや、写真や絵画などの作品の下に、説明が書かれたボードがあるのを見かけたことはないしょうか? それらのことを「キャプションボード」といいます。人の目をよりいっそう惹きつけるためのツールとして活用されているものです。

「キャプション」のまとめ

以上、「キャプション」についてご紹介しました。書店や美術館、映画館のみならず、特にSNSを日常的に使う方にとっては、「キャプション」という言葉はもはや常識といえるかもしれません。ご存じなかった方には、この記事がお役に立てれば幸いです。

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