「持ち前の」とは?意味や使い方を例文を含めてご紹介

「持ち前の」という語句は、自分が生まれる以前から持っているものを指します。自分はそんなに恵まれてる方ではないし、他の人の方が絶対何かを持っているよと羨ましく感じるかもしれません。「持ち前の」の意味や使い方を例文と一緒に、類語も含めて紹介します。

目次

  1. 「持ち前の」の意味
  2. 「持ち前の」使い方と例文
  3. 「持ち前の」類語

「持ち前の」の意味

「持ち前の」(もちまえの)とは、「その人が生まれながらに持っている」ということです。何を形容しているかと言うと、その人自身の本質、能力や性格についてです。

「持ち前」には、その人の所有する範囲や担当する部分といったことを表す場合もあります。しかし、「持ち前の」といった場合、そのような意味合いでは使われません。

「持ち前の」使い方と例文

もともと備わった性質・能力

後から身につけるのが難しい生まれる前から備わった才能や、基本的な性格などを形容する際に「持ち前の」と使えます。

人の性質は千差万別で、その人にしかない特別な能力や性質を持っていると言われています。自分は気づいていなくても、他人からは羨ましがられているものを持っているかもしれません。

【例文】

  • A君のように、持ち前の運動能力と頭脳があれば楽に生きられるだろうな。
  • Bさんは、持ち前の美貌と才能を活かして美人女優として名を馳せている。

自分の特徴・強み

新年度で新しいクラスになる、会社に入社するなどの機会があると、自己紹介やスピーチの場が設けられることが多いでしょう。その際に自分の良い特徴・強みなどを紹介する時に「持ち前の」が使えます。

【例文】

  • 私は持ち前の行動力で問題を解決していくところがあります。
  • チャームポイントは持ち前の笑顔で、すぐに人と親しくなれると褒められます。

就職や転職活動で長所をアピール!

「持ち前の」で、特徴や強みを説明することから更に踏み込んだ使い方もできます。就職や転職活動をする際に履歴書やエントリーシートに志望動機を記載したり、面接に出向いたりしますね。自分の長所や特性を職場で活かせるように強くアピールできるでしょう。

「持ち前の明るさ」「持ち前のバイタリティ」「持ち前の粘り強さ」「持ち前の根性」などのような使い方が挙げられます。

【例文】

  • 持ち前の几帳面さで、何事も丁寧にできるのが長所です。
  • 前職では持ち前のガッツで粘り強く仕事に当たり、新規の契約件数を伸ばしました。

他人の良い所を褒める

「持ち前の」は、自分の長所をアピールするだけでなく、他人の良い所、特徴を褒める際にも使えます。相手に直接言葉をかける、その場にいない第三者の美質を挙げることもできますし、他の人が褒めていたと伝えることもできるでしょう。

【例文】

  • あなたの持ち前の優しさは、後輩への思いやりのある指導の仕方によく出ているね。
  • Cさんは持ち前の奥ゆかしさがあり、マナーが行き届いている。
  • Dさんの持ち前の明るさが出ていて、お客様が感じが良いと褒めていたよ。

「持ち前の」類語

生来

「生来」(しょうらい・せいらい)は、生まれつきの性質、持って生まれた頃からの性格、生まれてから今までといった意味合いです。「持ち前の」には、生まれてから今までのような使い方は見られません。

【例文】

  • 生来の無鉄砲な気質のためか、人から無謀なことをする人という印象を持たれている。
  • 生来のんきな所があり、時間が経てば何とかなると考えている。

天分

「天分」(てんぶん)は、生まれつきの才能や資質という意味です。「天から分け与えられた」という意味合いですが、それ以外に「生まれながらに決まった身分」や「天から命じられた職業(その人に合った職業)」などを表すこともあり、前後の文脈から判断するといいでしょう。

【例文】

  • 天分を発揮してコンクールで金賞を取った。
  • 天分をわきまえて、身分のある方に失礼のないように接する。
  • 自分ではそう思わないが、接客業が天分なのかもしれない。

天賦

天賦(てんぷ)は、「天分」と似ていて、「天から賦与(ふよ:与えられること)された生まれつきのもの」という意味で、後に能力、性質などを表す言葉が付くことが多いです。この言葉も、「持ち前の」と同じように使えます。

【例文】

  • 天賦の才により、偉業を成し遂げた。
  • 天賦の幸運で、さまざまな窮状を切り抜けている。


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